http://anond.hatelabo.jp/20070812200016
大体、子どもは昔々の物語なんかどうでもいいのだ。もっと世間や社会のことが知りたいのだ。
小学生は中学校のことが知りたいし、中学生は高校のことが知りたいのだ。東京の同年代の生活が知りたいのだ。
自分の子供の頃に引き寄せて考えてみると、学校推薦図書のラインナップたるや、おそらく20年前とそう変わらないのではないか、という事に気づき、少なからず愕然とする部分があるのが、泣ける。
ほかにも、大人から見た小中高の頃というのは、「子供時代」という十把一絡げのカテゴリーの中に記憶が押し込まれてしまっている事が多いため、扱いが大雑把になってしまう嫌いはある。これに対し、自分の将来に対してさまざまな希望と不安を抱いている子たちにとっては、自分の属する世代の少し先の、まだ見知らぬ世界が気になるのは、ある意味当然のことであるとは言える。
良識ある大人は何も子どもが欲しいと思っているものを与えてくれない。子どもを使って商売をしようと思ってる大人だけが、
欲しいものを与えてくれるのだ。代わりのものも与えられないくせに、罵倒して放っておいて大人面されれば、
そりゃー大人ウゼエって話になるわな。
詳細は『中二病』の項目に解説をゆずるとして、子供世代から見た「世の中について知りたいこと」というものと、大人世代から振り返ってみた「子供時代にできれば知っておくべきだったこと」が違うのは、至極当然の話である。
だいたい『良薬は口に苦し』という言葉の通り、本当に人間にとって有用なものは、けっして口当たりの良いものなどではなく、むしろ苦味を感じることのほうが多いのだ。だからといって、それを嫌がって自分の好きなものばかり食べていれば、いつしかビタミンの欠乏やインスリンの分泌過多などを起こして、やがては身体を壊すハメになる。
「自分の気に入ったものが得られない」といった理由で周囲の大人を憎み、「自分の好むものを与えてくれる大人」にホイホイと付いていった結果、道を誤ってヤクザのパシリになったり、あるいはアングラな業界に入ってしまったりする未成年が、世の中にいったいどれだけいるのかと想像すると、自分は心が寒くなる。
そういった、まさに「似たような失敗をする者」が少しでも減る事を願って、先人たちは『地獄への道は善意で敷き詰められている』といったようなことわざを、貴重なメッセージとして後世に残してくれているのである。
だがそれでも、きょうもまた悲喜劇は繰り返される。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」のことわざの通り、身を以て体感することでしか予防・学習ができないという悲しい性(さが)を持っているのが、人間というものだからだ。ましてや、人生経験も浅い子たちにとって、「今はつらいが、将来それがきっと役に立つ時が来る」ことの意味が実感できるには、彼らの分別というものはあまりに浅い。そしてそれを導き正すのは、大人たちの努めというものである。
だからこそ、大人は子供たちにウザがられても、「世の中でやっていい事・悪い事」「子供時代に最低限しなくてはならない事」「歴史を元にしたケーススタディ」を、口を酸っぱくして教えるものなのだ。近い将来に、彼ら・彼女らが、その意味を実感してくれる事を願って。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1016819.html ぼくが小学生中学生だった頃(10??15年前。90年代だ)にこのテのケータイ小説が出回ったとして、 ぼくらはきっと読んだと思うし、それなりに...
http://anond.hatelabo.jp/20070812200016 大体、子どもは昔々の物語なんかどうでもいいのだ。もっと世間や社会のことが知りたいのだ。 小学生は中学校のことが知りたいし、中学生は高校のこと...
http://anond.hatelabo.jp/20070813023227 ちらほら見かける意見として、「甘いものばっかり与えるわけにはいかない」というものがある。 もっともだ。だけどどうして、「飲みやすい薬」や「オ...
「彼女ら」が気になる
子どもに「子どもが欲しがるもの」しか与えなかったら、 古典や文学で感動できる人間なんていなくなっちゃうんじゃない?
古典や文学で感動できる人間なんていなくなっちゃうんじゃない? 構わんよ。
http://anond.hatelabo.jp/20070813014140 その程度で滅ぶもんなわけ?古典や文学って。なめすぎ。 大体自分だってせいぜい「有名な」古典と文学しかしらないだろうに。
いわばネットで話題になる萌えアニとそれを語るユーザーと似ていることに我々は気がついていないわけではない。
http://anond.hatelabo.jp/20070812200016 読んでみてなるほどなぁって思った。 確かにそうだったかなぁって、その頃の自分を思い出したような気がする。 で、私からは親の立場でもって話をして...
http://anond.hatelabo.jp/20070812200016 >子どもはまず「リアル」という言葉の意味を知らない。「リアル」の元になる現実的な経験をしてない。 >そして「感動」という言葉の意味を知らない。...
少なくとも「ノーライフキング」はリアルだったよ。
カラマーゾフの兄弟はリアルか? こころはリアルか? ノルウェイの森はリアルか? 蹴りたい背中はリアルか? ひぐらしのなく頃にはリアルか? ひぐらしはやってない&読ん...
こころはリアルか? 「先生」からの手紙の長さは、とても手紙として送れる分量じゃないって文句言ってるやつがいたなー 彼にとって、それが「リアルじゃない」ってことだったんだ...
リアル=面白い的な考えに吹いた 別に小説ってリアルである必要性はない。 「カラーマーゾフ」とかリアルとか以前に国も時代も違うからリアルかどうかなんて解らない。 けどその物...
「リアル」と表記すると誤解される可能性が高いので「シズル感」あたりの言葉を使うのはどうか。
>リアル=面白い的な考え 行間?行間読んだのか?すげえなあ。俺にゃ読めねえわ。 >お互いの感動は本当に同じ物なのか解らない 言い分けて表現すれば、本当に同じ物(笑)だと解か...
http://anond.hatelabo.jp/20070812200016 その内、若者は 「Googleってリアルだよね。それに比べてYahoo!ってどんだけ??」 とか言い出すに100ガバス
そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。 子供の頃から、大嫌いな言葉が「感動」だった。 そもそも感動と呼べるに値する衝撃は人生...
昔のブクマ漁ってたらこんなのがあって、最近のまおゆう関連の話題に共通するものがあったのでなんとなく。 そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言う...
また俺理論発表大会が開かれただけだろ。 元の話に対して語った内容にツッコミが入って、更にそれに反論、の繰り返しで元の話は殆ど関係なくなった場外乱闘になってるけど。 答えの...
面白かったと言っている人間に『実際は違うからな、あれをリアルとか思ってんじゃねーぞ』と水を差すのは無粋 それがヲタなのです。 それが非コミュなのです。 自分の得意な領域...
まおゆうも話題になってから1ヶ月ぐらい過ぎた気がするが今は出版計画とか状態かな。 実際にまた本が出たらちょっとと騒ぎになって終わりだろうなあ。