時は平成、所は日本。
かつて一世を風靡したスーパーロボットもいまとなっては嘲笑の対象でしかなかった。
スーパーロボットの「お約束」をメタ的に扱った作品が細々と生き残るのみであった。
グレンラガンは平成の世に甦ったスーパーロボットアニメであった。
モチーフの古臭さをエロヒロインとアホヒロインと神作画というベールによって覆い隠そうと試みたものであった。
しかし作画崩壊(笑)によってそのベールが剥ぎ取られた後は、ただ無駄に熱いプロットと作画厨の阿鼻叫喚が残っただけであった。
グレンラガンは失敗に終わった。
若いアニメオタクは『らき☆すた』に夢中であった。
評論家のジイサマたちは、ただ古きよき時代を懐しむだけであった。
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