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2009-02-15

教育における戦略不全とか、なんとか

http://anond.hatelabo.jp/20090215141559

 

ちょっとダラダラ書くよ。

教育には、大きく3つの役割があって、

  1. スクリーニング(ふるいわけ)
  2. 能力最適化(育成)
  3. 社会適応(文化継承

それに対して

今の日本教育(特に高等教育)は

スクリーニング」に偏っているっていう現状があるよね。

ようするに、

大学名は重要だが、

 大学で何を学んだかは重要じゃない」

ってやつ。

国家百年の計である教育

これではもったいない

 

そもそも、「能力最適化」は民間企業にまかされてきた経緯がある。

ところが、その民間企業は、バブル崩壊とともに、

能力最適化」機能を果たせなくなった!

 

んでもって、政治的には「社会適応」がホットトピック

教育再生なんちゃら、だ。

笑っちゃう現状だよね。

 

でもでも、

現状は、日本教育無駄があるというより、

三品和広のいうところの「戦略不全」なんだと思う。

企業でいうところの「事業立地(誰に何を売るか)」は

教育で言えば「誰に何の教育をするか」なんだけども、

そもそも、その「教育立地」が陳腐化しているのに、

先に述べた教育の三要素に、

それぞれ戦略を以って臨んでも、

それは戦略不全に陥る。

ゆとり教育」は、

知識偏重教育に対するアンチテーゼだったけど、

そもそも、「誰に何の知識を」が無かったために、

従来の教育の劣化版になってしまった。

まさに「戦略(笑)」だ。

 

「最適工業社会」を目指した戦後日本の「教育立地」は陳腐化しているのだから、

ぼくらは個々の教育に対する戦略を見直すのではなくて、

「誰に何の教育をするか」

といった根本から考えなおさないといけないのだね。

それこそ「日本語を捨てる」ぐらいの勢いが必要だ。

できるできないは別にして。

 

Did you know 2.0世界なんだけども、

http://www.youtube.com/watch?v=qZgL4Ybjt3w

どうするべー?

 

というか、民主主義的には、できっこないわけだから、

なんらかの方法がないだろうか。

 
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