たまたま早朝の電車に乗ろうと駅に向かったら、駅から戻ってくる人が
山の上の住宅街、こういうことはよくある。
それでも様子を確認しなければどうしようもないので駅に急ぐ。バイクや自転車が倒れている。木の枝が散乱している。
駅にいくと、駅員が隣の駅からなら動いていると説明している。道理でタクシー乗り場に人があふれていた。隣の駅までなら、タクシーで行ける。
歩いてでも行ける。急いで歩けば15分だ。
隣の駅に行ってみると、ちょうど電車が停まっていた。乗り込もうとするが満員。
笑ってしまうのは、奥のほうがけっこう空いてることだ。このあたりの住人、満員電車に慣れてないんだろう。急に乗客が集中して、いつもと違うのに、対応できてない。扉の近くに突っ立ったまま、動こうとしない。
下まで降りると、ごく平常通りに街は動いていた。大嵐があっても世の中何も変わらない。
まるで、選挙のようだ。