抗酸化サプリにがん転移促進作用か、マウス実験 米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3063273
英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された今回の論文によると、マウスを使った実験は、抗酸化作用のあるN-アセチルシステイン(NAC)を注射したマウスの一部に、悪性黒色腫細胞の転移が、注射していないマウスに比べて2か月ほど早い個体が確認されたという。
研究チームによると、抗酸化物質には、転移するがん細胞を抑制する働きのある体内分子を攻撃する作用があり、これが結果的にがん細胞の転移を助けていると考えられるという。