2014-03-06

結婚がこんなに悲しいと思わなかった

あと3日後に結婚する。

結婚がこんなに悲しいものだと思わなかった。

今までは「結婚」という言葉に浮かれていた。

苗字が変わるということについてあんまり考えていなかった。

大好きな親と、紙の上では家族ではなくなるということを考えていなかった。

いままでお参りしてきたお墓ではない、別のお墓に入るということを考えていなかった。

全部、考えていなかったというより考えたくなくて考えないようにしていたんだと思う。

親が寂しそうなのがとても悲しい。

「大切に育てた」と言われただけで涙が出る。

別の家族になるのだという実感が増した。

でも、この悲しさは一時的ものだとわかっている。

「親が悲しむ顔を見たくないから」なんて理由で結婚やめたら、もっと遠い未来に、もっと悲しい親の顔を見るだろう。

ずっと親元に居すぎるというのも心配させるだろう。

から、「結婚を止めよう」と思ったことはない。

世の中のお嫁さん、お婿さんはこんな事も考えながら結婚したのかなあ、と思うと純粋にすごいなと思った(全員そうじゃないだろうけど)

今は寂しいだろうけど、将来孫を見せて嬉しい顔をさせてやる。

娘は幸せになってやる。そして嬉しそうな顔させてやる。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん