■うまくいくこと

普通の人なんだから、基本的になにをやったって、思ったようにはいかないし、失敗する。成功するまでし続ければいい、なんていうのもできない。普通＋くらいのひとならできることが、普通の人にはできない。俺にはできない。

だからといって何もしないのは嫌だから、失敗前提で行動する。そのうちにちょっと賢しい奴は失敗するくらいならしなくなる。俺は凡人だからまた新しいことをやる。そしてしっぱいしたり、うまくいったりする。

このまれに、うまくいくようにできているのがつらい。うまくいった理由はあるのだろうけど、どれほど分析しても、運が良かったになる可能性は高い。経験からそう思う。じゃあ、失敗したときは運が悪かったのかというと、そうではなくて、運が普通だったのだ。よくないと失敗する。失敗したのは運が悪いんじゃない。普通の運だからだ。

圧倒的普通の人は、普通の運なので失敗する。でも、ときどきうまくいく。普通の確率でうまくいく。これがちょっとだけ＋２％くらい上振れすると、成功者になる感じだ。ほんとにちょっとの差。それが気になって普通の人はやめてしまうのだろう。

うまくいくまでやる、というのは、暴力だ。うまくいった奴というのは、運が良かっただけのことで、あとからの連中にそれを求めるのは残酷だ。

Permalink | 記事への反応(1) | 00:52

ツイートシェア