2012-11-22

嗚呼、名ばかり哉。解除準備区域

現在避難指示区域は以下の3つに分かれてゐる。

・帰還困難区域 放射線が年間50mSv以上。5年以上帰還は困難。立入禁止

・居住制限区域 放射線が年間20~50mSv。立ち入りのみ可。

避難指示解除準備区域 放射線が年間20mSv以下。立入、事業の再開等可。宿泊不可。

さて、現在浪江双葉、大熊、富岡の4町が、「仮の町を作る」とか、「5年間は帰還しない」とか言ってゐる。

事実、この4町はまだ再編をしてゐない。

理由は主に、「賠償の額に差が生じる」からださうだ。

さて、町民の方には申し訳ないが、敢へて言ふ。

5年も帰還しないなら、いっそ閉町して、町を政府の直轄地にしてしまふ方が良い。

そして解除準備区域だが、今年の8月に小高へと行った。

一応国道6号線は応急処置は施してをり、電気も復旧してゐた。瓦礫も一応片付いてゐた。

然れど、活気がない。人は住んでゐないのだが、どうもそれだけでは無ささうだ。

そらく解除準備区域とは名ばかりで、しばらくは解除されないのであらう。

嗚呼ある意味放射線のものより影響の大きなる哉。

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