一箇所だけ違和感を覚えたところがある。
賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、
原文:
Terrorism could be commendable or reprehensible, he smoothly agreed,
but this was “blessed terror”, in defence of Islam.
これは
ではないだろうか。
ウサマ・ビン・ラーディンの行動が「イスラムを擁護した」というのは事実ではないし(本人や支持者はそう思っていたかもしれないが)、エコノミストの記事の筆者もそうは考えていないのは明白なので、上記のように読解した。
もうひとつ、スルーしてもらっても構わない細かな点だが、"reciprocity" は「相互主義」(貿易などの用語)より、「相互関係」が適しているだろう。
外国人ジャーナリストに珍しく顔を見せるとき、 オサマ・ビン・ラディンは自分の手に視線を落とすのが常だった。 柔らかで少しかすれた声、優しいまなざし。 通訳を好まない彼がイ...
翻訳乙>元増田。とても読みやすくていい訳だ。 一箇所だけ違和感を覚えたところがある。 賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、 これは「聖なるテ...
翻訳増田です。ご指摘ありがとうございます。 in defense of Islam の箇所はたしかに誤訳のようなので直しました。 reciprocity については、『エコノミスト』の読者なら相互主義(互恵主義)...
翻訳増田です。今年書いたものをまとめておきます。 手前味噌ながら、良エントリと思うものに★をつけてみました。 2011年2月1日 エジプトについてバカ丸出しな発言をしないための手...
あら、中の増田は同じ増田だったの! いつもありがとう。今年も期待してるよ!