2011-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20110507121728 翻訳チェック

翻訳乙>元増田。とても読みやすくていい訳だ。

一箇所だけ違和感を覚えたところがある。

賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、

これは「聖なるテロ」だとしてイスラムを擁護した

原文:

Terrorism could be commendable or reprehensible, he smoothly agreed,

but this was “blessed terror”, in defence of Islam.

これは

賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、

これはイスラムを守る「聖なるテロ」なのだと言った(主張した)。

はないだろうか。

ウサマ・ビン・ラーディンの行動が「イスラムを擁護した」というのは事実はないし(本人や支持者はそう思っていたかもしれないが)、エコノミストの記事の筆者もそうは考えていないのは明白なので、上記のように読解した

もうひとつスルーしてもらっても構わない細かな点だが、"reciprocity" は「相互主義」(貿易などの用語)より、「相互関係」が適しているだろう。

記事への反応 -
  • 外国人ジャーナリストに珍しく顔を見せるとき、 オサマ・ビン・ラディンは自分の手に視線を落とすのが常だった。 柔らかで少しかすれた声、優しいまなざし。 通訳を好まない彼がイ...

    • 翻訳乙>元増田。とても読みやすくていい訳だ。 一箇所だけ違和感を覚えたところがある。 賞賛されるテロリズムも批判されるテロリズムもある、と認めながら、 これは「聖なるテ...

      • 翻訳増田です。ご指摘ありがとうございます。 in defense of Islam の箇所はたしかに誤訳のようなので直しました。 reciprocity については、『エコノミスト』の読者なら相互主義(互恵主義)...

    • 翻訳増田です。今年書いたものをまとめておきます。 手前味噌ながら、良エントリと思うものに★をつけてみました。 2011年2月1日 エジプトについてバカ丸出しな発言をしないための手...

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