前原誠司議員が、外国人からの献金を受けた問題で引責辞任した件について、ついでなので調べてみた。
http://www.pref.kyoto.jp/kouhou/resources/kouho_2226_1.pdf
京都府公報の中の「その他の寄付」が、献金者の記載が不要な5万円以下の献金の合計額のようなので、この項目が五百万円以上のものを挙げてみる。
日本共産党京都乙訓地区委員会 | 27,596,587 |
日本共産党京都北地区委員会 | 11,739,084 |
日本共産党京都中京地区委員会 | 27,892,016 |
日本共産党京都中京地区委員会 | 12,063,609 |
日本共産党京都西地区委員会 | 26,203,246 |
日本共産党京都東地区委員会 | 12,340,975 |
日本共産党京都府委員会 | 19,016,507 |
日本共産党京都南地区委員会 | 20,960,386 |
日本共産党口丹地区委員会 | 8,189,380 |
日本共産党伏見地区委員会 | 15,145,891 |
日本共産党舞鶴地区委員会 | 6,077,057 |
日本共産党山城地区委員会 | 14,746,754 |
日本共産党与謝地区委員会 | 5,211,707 |
日本共産党洛南地区委員会 | 25,256,935 |
新政経懇話会(二之湯智・自民・参) | 10,210,000 |
田中英夫後援会(田中英夫・自民・京都府議) | 7,113,753 |
まえはら誠司後援会連合会(前原誠司・民主・衆) | 11,037,351 |
やまのい和則後援会(やまのいネット)(山井和則・民主・衆) | 9,866,600 |
個人の資金管理団体の寄付の上位は最下段の四人で、前原議員が(僅差で)トップ。ちなみに前原議員の政治資金管理団体である「新緑会」の「その他の寄付」である130万円弱は加算していない。また、これらの次に多い額は「2,870,999円」なので、やはり上記四名が突出していると言って良いだろう。
そんな中で外国人からの献金が発覚したとなれば、「もしかして他にも」という疑念が生まれるのは当然と言えるかもしれないし、それが杞憂である事を証明するためには多大な労力を要するだろう。
さらに、前原議員が外務大臣という要職にあったという背景や、野党からこの件以外にも金銭スキャンダルをほのめかされている点なども考えても、辞職は不可避だったのかもしれない。