2011-01-14

恋愛ラーメン

まぁ、年齢=彼女いない歴・非童貞恋愛観を聞いてくれ。

女性ラーメン屋で男は客。

しかし、その店主(女)がイイと思った客(男)しか食べられない。

理不尽極まりないラーメン屋である

どうしてそんなラーメン屋に客が来るのか??

客はラーメン1杯100円という看板に騙されるのである

店の雰囲気も悪く無い。

看板に載っている写真はどれも美味しそうなラーメン写真である、隣には餃子も写っている。

そして客は店主に入店許可を貰う為、毎日ラーメン屋に通い、店先で立ち話をし店主の心を解きほぐしていく。

時には、ラーメン屋を営む愚痴を聞いたり。昔の客の愚痴を聞く。

「いやぁ、こんな美味しそうなラーメンは見たことが無いよ」

「ここのラーメン以外今は考えられないね、他のラーメン食べ物とは思えないよ」

といった歯の浮くようなセリフも忘れてはいけない。

そして、やっと店主から入店の許可が貰えるのである

やっと食べる事の出来たラーメンは格別であるしかも値段は100円。

これから毎日100円でラーメンを食べることができると客は一安心である

しかし大変なのはこれからである、100円のラーメンを狙う他の客に注意を払いつつ

店主の機嫌も取らなければならない。

そしてある日、レシートにテーブルチャージが追加されるようになり、ラーメンの値段も徐々に上がっていく。

しかし外に置いてある看板には相変わらず100円の表記、写真は前よりももっと魅力的になっている。

気付けば客は他のラーメン屋を探し求め、店主は新しい客に愚痴を漏らすようになる。

「あの客は、私のラーメンの悪口しか言わない」

経営が上手くいかないのだから、唯一の客が助けるのは当たり前でしょ」

しい客は、前の客が言ったセリフを繰り返し。

店主は前回と同じように感動する。

そして店主はある日、現在の客に理不尽な要求をする。

「テーブルチャージとして一万円頂くことにしたから

あとチャーシュー1枚1000円ね!!」

客は店を飛び出し、それと入れ違いに新しい客が入ってくる。

そして店主は言う

あなたが入店してくるのを待ってたの」

「俺もうこの店以外行かないよ」

と客は返す。

感覚的に恋愛をしている人は、ずっとこれを続けると俺は思う。

そして、大切なのは看板に騙されない事。

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