2010-09-24

現代医学への「野党勢力」としてのホメオパシー存在意義

以前、確か竹村健一だったと思うが、保守論客

「僕は原発賛成ですが、反原発運動もそれなりに必要だと思いますよ」と

発言していたと記憶している。

「反原発勢力が常時監視しているおかげで、原子力推進派も

 『事故を起こさないようにしよう』『情報をなるだけ公開しよう』

 と心がけるようになり、いい意味での『緊張感』が産まれる」

と言っていたと思う。

さて、最近ホメオパシー』批判が朝日や「はてな」で沸き上がっている。

なるほど、確かにホメオパシーは『カルト』だし、山口地裁の件は

これは弁解の余地はない。

ただ、そうだからと言って、ホメオパシーを『100%抹殺』していいのかどうか、

という点については、自分は少し判断を留保したい。

山口地裁のような不幸な事案は論外だが、そうでない範囲内で、

まあ「人畜無害」なレベルに収まるのであれば、

『現代医学に対する野党勢力・批判勢力』として存在することは、

それはそれで意義はあるのではないか?

つまり、現代医学が何か『暴走』してしまった場合に、

ホメオパシーがそれを批判して、結果として暴走の抑止に

効果が出るのであれば、それはそれで『存在意義』が出てくるのでは?

自分原発賛成派だが、反原発派の存在意義も認めている。

それと同様に、自分は反ホメオパシー派だが、ホメオパシー一派の

存在意義を認めてあげたい・・・と思わなくもないのだが。

もっとも、今のホメオパシーは、「健全野党」じゃなく「不健全野党」だが。

  • ホメオパシー一派(笑)の野党としての勢力なんて新風レベルだろ。 (つか新風ってまだあるのか知らないけど) そんな全体からしたらどーでもいいものを躍起となって叩いているはて...

  • 1.監視勢力は反対派じゃなくて良い。 「反原発勢力が常時監視しているおかげで、原子力推進派も  『事故を起こさないようにしよう』『情報をなるだけ公開しよう』  と心がける...

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