2010-08-25

ザ・コーヴ関係者の太地反イルカデモ、「暴力的な右翼団体」を理由に撤退。

http://savejapandolphins.blogspot.com/2010/08/we-are-canceling-our-plans-in-taiji-for.html

幾つかの重要な理由により、9月1日に予定していました日本の太地での予定をキャンセルする事にしました。

その中で一番重要なのが、太地で暴力的な右翼団体が我々を待ち構えているという情報を入手した事です。我々の日本での活動は決して衝突が目的ではありません。イルカ虐殺の実態と、水銀まみれのイルカ肉が市場に出回っているという真実を人々に伝える事で我々は前へ進む事ができるというのが我々の考えです。これを「我々vs奴等」…過激右翼組織をバックにしたイルカ虐殺者と、日本の文化破壊しようとしている外国人という対立の図式に持ち込もうという右翼団体の目論見に乗るつもりはありません。

右翼団体の方々は自由に太地で集会すればいいでしょう。我々は日本の他の場所で、メディアと話し、問題を説明し、我々の目的は争いではなく癒しである事を人々に理解してもらうよう活動します。多くの日本人の方々は我々の言葉に同感して下さるでしょう。

「我々」は、今は153国から集まった160万の人間です。「日本イルカを救おうチーム」は9月1日に日本の地で、この年間行われているイルカ虐殺に対して抗議し、これを平和的に、礼儀的に行ないます。

残念と感じる方もいらっしゃると思いますが、今の時期は太地以外の地域の方が良い成果が得られると我々は思います。そして、どうか私は自分の身の安全の事は重要視していない事をご理解下さい。私の他にも多くの支援者が来られ、彼らの身の安全まで危険に晒したくはないのです。

太地や他の漁村で危機に晒されているイルカ達を見捨てはしません。むしろ、イベントを別の場所に移す事で問題の全体像を捉える事が出来ます。日本の海沿いには他にもイルカを殺している団体がいます。ただ、殆どはザ・コーヴで見られるような追い込み漁はもう殆ど行われておらず、日本イルカの殆どは沖で小さな船から銛を使って捕えられます。また、更に視野を広げると監禁の問題も見えてきます。これらについては、中立で対立のない環境で議論したいと思います。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん