人間には2種類あって、場を盛り上げようとする人間とそうでない人間の2つだ。
場を盛り上げるという発想の欠けた人間がたくさんいると、その場は本当につまらないものになってしまう。
一番よく見かける例が、「つまらない」と発言して場を冷めさせてしまっている光景である。
つまらないと思ったことに対して「つまらん」と発言したら、余計につまらない場の雰囲気になるのが分かっていない。
つまらない発言を止めさせたい気持ちは分かるんだが、それならば、「良い手本」を
見せることで、つまらない発言を封じるほうがスマートなやり方ではないのか?
次のような経験は、きっと誰でもあるだろう。
自分が面白くない発言してしまったあとに、面白い返しをされた経験。
このとき、「自分が冷めさせた場を救ってくれて嬉しい」という気持ちと同時に、
「もう無理にウケを狙うのは止めよう」「空気読もう」と反省するはず。
つまらない発言者が自重すれば、場が冷めることもなくなって、みんなにとってプラスになる。
だから、「つまらない発言には、面白い返しを」という原則がもっと人々に浸透すべきなのだ。
関西であれば、くだらないギャグを誰かが言っても、その場に1人はそれを
拾って笑いに転換させられる人物がいることが多い。
たとえ、みんなが「つまんね」「つまんね」って言っていても、
1人でもそういう人がいれば、場の空気は暖かくなる。
そういうエンターテイナー精神を持った人が、関西には比較的多い。
ところが、日本全体として見た場合には、排他思想が色濃いので、
外国人なんかに言わせれば、「日本人は固すぎる。なんでも縛りすぎている」ということになる。
つまらなさを笑いに転換する発想に乏しい、つまらないものを見たら叩く文化。
しかし、日本がそういう文化だからこそ、笑いに転換する発想を持った少数の人間が、
人気を集めることができるし、信頼されるし、モテるし、親しまれる。
全面的に同意。 かつて、自分のサイトの掲示板では同様の事をお願いしていた。(今はもう閉鎖してる) しばしば反発され、その時に言われたのが 「ツマンネーものをツマンネーと言...