2009-04-09

海外文学作品聖書の理解なしに読める?

海外文学作品はだいたい聖書からの引用が入っていたり,

その宗教観が根底にある言動・振る舞いするから,

話の本筋とは直接関係ないとしても分からないことが多い.

カラマーゾフとか罪と罰とか読んでいても首を傾げる場面が多い.

ただの小説として読むだけなら十分楽しめるけれど,

本当に理解しようと思うとどうしても壁にぶつかる気がする.

ドストエフスキーは人気あるし評価も高いけれど,

作品を賛美する人はどれ程度理解しているんだろう?

作品について解説している書籍があるから

それを読めばいいのだけれど,それらを読んでしまうと

そういう読み方しかできなくなってしまう.

といって全ての作品自分研究するのは無理.

そもそも研究することが目的ではない.哲学者ではなく

哲学研究者になってしまうのと似た感じだろうか.

仮に時間をかけて聖書を読んで頭で理解したとしても

自分がそのように信仰を持って生きていくとは思えない.

それなら既に研究され尽くしている作品であれば

解説読めばそれでいいのか?聖書読んでいなくてもいいのか?

読書は好きだけれど,本を読めるとは何かよく分からなくなる.

  • そりゃ無理だわ つか、文学だけじゃなく、芸術全般そうだし、経済の一部でさえもキリスト教的なものと関連してるし… 「哲学は神学の婢」であるし、「全ての学問は哲学から分化した...

  • どーでもいいが 海外って中国とかインドは入ってないんだなー とおもた

  • 確かにキリスト教圏の文学作品には聖書の知識、概念が理解できていた方が読みやすいものは多いと思う。 ただ信仰を持つということと、聖書の内容を知識として理解するということは...

  • とりあえず「ヨーロッパ思想入門」から読むべし http://www.amazon.co.jp/dp/4005004415

  • 聖書=キリスト教ってのは間違いだってのは解るか? ドストエフスキーがローマ・キリストよりギリシャ正教に近いのは想像できるか? 町山智浩さんが最近発言している、アメリカ的キ...

  • 聖書知らなくても楽しめるならそれで良いんじゃね?「ドストエフスキーはどんな気持ちでこれを書いたんだろう」とか「キリスト教圏の人はこれをどう読むんだろう」とか知りたいん...

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