2008-12-02

描かれないマンガを待っているのに疲れた

日本屋に行ったら、バスタードの25巻を見かけた。これは確か読んでいなかったと思い、買って読んだ。書き込み方は、すごい。絵のクオリティは果てしなく高く美麗だ。だが、話の筋が、たぶん数十分しか進んでいない。24巻からどれだけの時間がたってたっけ。たぶん俺は、バスタードの結末を読むことなく死ぬな、と確信した。

作者の言葉がどこかに書いてあった。「このマンガももう始まってから、二十年です」と。この言葉を見て、バスタードとの出会いを思い出した。

バスタードが始まった当時、俺はまだ学生だったけど、週間少年ジャンプは5年以上は読んでいた。座右の銘は「影道冥皇拳」。立ち読みする事も多かったけど、学生になりお小遣いが上がってからは、結構買うようになった。そんな俺のジャンプ生活の中でも、バスタードが始まった時は衝撃だった。面白かった。何が面白かったのか、とにかく面白かった。ジャンプを毎週買い、ジャンプ解体してバスタードだけを集めて、お手製の単行本を作っていたくらいだ。もちろん単行本が出ても買っていた。カイザードアルザードギスクハンセグロスシルクとかなんか今でもよくわからない呪文を呟いてしまうくらいだ。

いつの頃からか、絵が乱雑になり、ジャンプが出てもバスタードが載ってない週があったりするようになった。そして、いつの間にかジャンプで連載されないようになった。連載があっているのか、終わっちゃったのかわからなくなった。昔のジャンプマンガが載ってないという事はほとんど無かった。たまに休載とかなると子供心に本当に心配だった。もう終わっちゃうのだろうかとかドキドキしたり、はげましのお便りを出そうかとか悩むほどだった。

何で俺は、魅入られたようにこういうマンガが好きになってしまうのだろう。ハンターハンターベルセルク書店雑誌を手に取っても、ほとんどの週で載ってない。だんだんジャンプからもアニマルからも離れて行った。

マンガ家の人にも充実した人生を歩んで欲しい。毎週書くっていうのは大変だし、難しいのだと思う。色々やりたい事もあるだろうし。でも読者としては、続きが読みたいわけで。どうすればいいとかそういう解決策を提示できるわけでもないだけど、二十年経ってなんだか疲れたというのが正直なところ。

たまに載ってるハンターハンターを読むためだけにジャンプを買ったり、ベルセルクを読むためだけにアニマルを買ったりするのだけど、もっと定期的に載っていれば、定期的に買うような気がする。不定期な連載というのは雑誌の売り上げにマイナスになり、売り上げが落ちれば新規の購読者が減るという形になって結局出版社も作者も得をしてないような気がする。もちろん読者も悲しいけど。

あ、そう言えば、ガラスの仮面も読んでたなあ。

マンガは完結したというのがわかってから、全巻そろえた方が良いのかもしれないなあ。雑誌を買ったり、単行本が出るのを待ったりするのに疲れた。

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