2008-12-02

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0812/01/news023.html

ブクマがいっぱいついているので、

「「一億総クリエイター」という勘違いに至る道のり」というタイトルの記事を、

長いなぁと思いつつ我慢して読んでみたが…損した。


これ、単なる「クリエイター」の定義の問題じゃん。


商業価値のあるコンテンツを生み出せる人をクリエイター定義するなら、

「一億総クリエイターなどは、ただの幻想」なのは当たり前。


「一億総クリエイター」という言葉が使われている文脈では、生み出されたコンテンツの質は議論の対象になってない。


以前であれば私的領域外に著作物が発信されるということは、商業的(あるいは学術的・芸術的)価値を生み出したクリエイターの特権ともいえたのに、

いまや誰でも簡単に私的領域外へ発信できるようになっている。

その状況を指して「一億総クリエイター」と呼ばれているだけ。(「一億総発信者」といったほうが問題の本質をとらえているんだけど。)


「一億総クリエイター」という言葉勘違いしているのは筆者なのでは?という気がしないでもない。

実際のところ、一億人が商業価値のあるコンテンツを生み出すなんて言っている人なんていないわけだし。


とりあえずは「過程」が「課程」になってる箇所が多すぎるのはなんとかしてほしいもんだ。

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