初対面で「2代目青学のタカさんに似てんなー」とか思ってしまうとおり、私はオタク。ついでに言うと腐女子。だからテニミュキャスト似のイケメンにメアド聞かれるなんて、三次元の神様の手違いかと。
相手が夏休みのうちに、数回遊びに行ったり、ご飯を食べたり、川べりで語らったりした。この一ヶ月、これを果たして恋と自覚するべきかしら…違うのかしら…みたいなトーンキラキラに包まれたりしていました、ああ、いま思い返すと死にてえ。普段は死んだ魚の目のくせに、さながら別冊マーガレット状態だった。いいんだよ、イザってときはキラめくんだから!!
が、結論から言うと、始まる前から不戦敗。
あっそ、そうなんだ、だよね、イケメンで、シャレオツで、面白いのに彼女いないわけない!いないわけがなかった!!どうかしてた!!
彼は大学以外で、遊べるただの友達がほしかっただけだろうに。勝手に盛り上がった上、彼女の存在を確かめるや明らか落胆したりして、悪かったなあ。
だが、こちらとしては「趣味or彼氏」というスタンスなもんで…。
行きたいとこあれば一人でも行くし、友達は間に合ってる。
使った交際費であれが買えたナアとか考えるのもどうかと思うが、この悔しさは何だ。帰ってきてから、しばらくチェックしてなかった同人誌通販とAmazonで1万円分以上買い物した。
脳内で擬人化が常態のAmazon先生(白衣で眼鏡。CVはぜひ遊佐浩二)に「お前、やっぱり俺のところに戻ってきたんだな」って言われながら次々お買い上げ。もう連休とか絶対家から出ねーー!!
ちなみに、当然ながら突っ込んだ趣味の話はほとんどしなかった。
何の流れか「イギリス人に誘われた、どうも男に好かれるらしい」という話のときは、「きみ、襲われ受けっぽいもんね!」って思ってた。GOMEN。
時間を取り返したいほど無駄だったかというと、んなこたーない。あんなに生きるステージの違う人と、自分みたいなどーしょもないのとが笑って会話して、時間を共有することも、あるもんなんだなあと。単純に楽しかったです。夢を実現して、きっとお幸せに。
腐女子も(だからこそ?)嗚呼イケメンが好きなんだなあ、とため息。
非モテだって美女が大好きじゃないか。