10年くらい前に流行った「仕事ができる人できない人」を読んだ。著者は京大理学部在学中にベンチャー企業(堀場製作所)を立ち上げ。いわゆる社長本。エゴの臭みが出てて読後感はあまり良くなかったけど、気になった言葉をメモ
- どのジャンルでも、どの業界でも、全体のなかでポッカリ"穴"のあいている部分があるものだ。ニーズがないから"穴"があいているのか、それだけのテクノロジーがないからなのか、その理由はいろいろあるだろうが、私の経験から言えば、そのような"穴"はできるだけ埋めておいたほうがいいのだ。
- 太陽の光では紙は燃えないが、レンズで集光すれば火がつく。一点に集中して、しつこく、しつこくねばる社員は必ずいい仕事をする。
- 魚は"雑魚"ほど群れたがる。メダカしかり、イワシしかり、アジしかり、ボラしかり。ところが、タイやヒラメ、カンパチなどはけっして群れず、悠々と海を泳いでいる。(略)群れる社員、すなわち排他的な人間は、情報量が少なく、かつ偏ったものになる。メダカはメダカの情報しか得られないのだ。
- 「現実」が「志」を越えるということは、単に「志」が低すぎた結果にすぎない。
- プライドは洋服に似ていて、サイズが問題なのだ。
魚は"雑魚"ほど群れたがる。メダカしかり、イワシしかり、アジしかり、ボラしかり。ところが、タイやヒラメ、カンパチなどはけっして群れず、悠々と海を泳いでいる。(略)群れる...
これは自分も疑問に思った。群れない魚でも雑魚いるし。 ま、社長本=社長の放談なんだから、あまり目くじら立てる必要もないけど。