2007-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20071215014429

久石譲マンネリズムとも呼ばれる。彼は確信犯でそれをやっていると思う。でも私は好みだ。

さておき、菅野よう子にも彼女の色合いはあるよ。

いろいろなスタイルの曲を作っているからわかりにくいけれど、いつも定石からずらしたりすかしたり、そういう遊び心を感じる。音楽的な仕掛けなどもある傾向があると思う。

まあ私は音楽アマチュアだから詳しくは知らないけれども。

それに、全体的な音響ハーモニーにも傾向があるよ。それから、転調が多い曲もたくさんある。

彼女は、多様なジャンルスタイルの曲を作ることで意識的にマンネリズムを回避しているのではないかと思う。

パクリが多いというひともいるが、ある程度的を射ている。

それは、まねやオマージュや借用は製作の常套手段であると思われるからだ。

そして、その真似や借用という常套手段は学びや製作の王道だから、責められるほどのことではないと思う。

ただ、芸術家としての独自性みたいなことをいわれると弱い。

でも作曲家だからといって芸術家であるべきだなんて決まりもないから、それはそれだろう。

記事への反応 -
  • 菅野よう子に器用貧乏という批評がついたこともあるという文章を見た。 確かに彼女は中途半端な印象も否めないな。 すごくいい楽曲もあればなんだこりゃというのもあるし。もちろん...

    • 器用貧乏な人だからこそサントラ屋に向いてるんだと思う。

      • http://anond.hatelabo.jp/20071214212136 サントラ屋ってなに。様々な曲が入ったサウンドトラックの制作を主なフィールドとして活動する人と言うことか。 なまじ器用なため大成しないという意味...

        • 大野雄二、千住明、久石譲みたいな「この人らしいいつもの色」がまだないよね あんまりワンパターンになってしまってもいけないけど、一方それが安心できるいつもの味ともとらえら...

          • http://anond.hatelabo.jp/20071215014429 久石譲はマンネリズムとも呼ばれる。彼は確信犯でそれをやっていると思う。でも私は好みだ。 さておき、菅野よう子にも彼女の色合いはあるよ。 いろいろ...

            • 多様なジャンルやスタイルの曲を作ることで意識的にマンネリズムを回避しているのではないか これはその通りだと思う。意識的にも、仕事上の必然的にもそうだろうな。 ただ気に...

        • 色んなジャンルの「なんとなくそれっぽいもの」を作れるって点ね。 だから音楽家としてじゃなくサントラ屋として成功しているなと。まあサントラ屋も音楽家だけどさ。

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