はてなキーワード: 成長の限界とは
要旨:
はてブシステムは成長の限界に達しつつある。「現状の方式では」もはやヒューマンな方法でコミュニティをコントロールするしかないが、改善の道はある。
コミュニティが大きくなりすぎたこと。何事も適切な規模がある。例:40人学級はありうるが、400人学級はありえない。
「分割して統治せよ」。コミュニティを適正規模に分割し、問題を局所化し、摩擦を減らせ。
ニコニコ動画のトップページ、「はてブニュース」が参考になりうる。
はてなの現時点での強みは、ネットリテラシーの高いユーザーベースにこそある。これを活用しない手はない。
注:
タグは(カテゴリと違い)複数付加できる。したがって、2chでありがちな問題、「あるスレッドをどの板で建てるべきか」という問題は起きにくい。(cf. 「カモノハシのパラドックス」)。板は決してスレッドの上位概念ではなく、単なる分類(=メタデータ)に過ぎない。本質的に重要なのはデータつまりスレッドそのもののみである。板概念を破棄すれば、「過疎板」などという存在は生じ得ない。
もはやネットはインスピレーションでサービスを動かす段階ではない。各種の専門家の知見を取り入れ、学際的に綜合して適用すべきだろう。はてなは京都にいるのだから、学校の力を活用するか、優秀なユーザーに聞くのもいいかもしれない。