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はてなキーワード: としあきとは

2007-04-13

コミュニケーション手段が発達した結果コミュニケーションにも格差が生じている。

SNS等々の先端コミュニケーションの調査によって浮き彫りになるのは、社交的な人間はより幅広く濃密なコミュニケーションを得る反面、非コミュは何の恩恵も得られないばかりか、様々な手段に取り残される結果として、今まで以上にコミュニケーションの場から取り残されていくということであった。

騙されてはいけない。多くのコミュニケーション手段は社交的な人間のためのものである。それらの手段の発達によって利益を得るのは、社交的な人間であって、非コミュはむしろ損害を蒙るのだ。

しかし……非コミュにとっての安らぎの場もまた存在する。2ちゃんねるがそれであり、恐らくは、増田もまたそういったものであろう。個々人では殆ど魅力を持たず、従って自らコミュニティを形成する力のない非コミュコミュニケーションを得るためには、もはや個人という枠組みを捨て去るしかない。匿名空間において全人が、或いは、少なくとも多くの人々が共同して生み出すバザール人格において、非コミュは初めて魅力を得る。虹裏としあき)や喪板(('A`))が、参加者にとって極めて魅力的なのは、仮想的に統一されたデフォルトネームにおいて、こうした力がより顕著に働くためであろう。こうした板が明文化されているいないにかかわらず、内部的に極めて厳格なルールのもとで動いており、外部に対し極めて閉鎖的になりがちなのも、またこうした理由から説明可能である。

なおまた、こうした匿名空間は時として外部者にとっても非常に魅力的なものと写るが、しかし彼が十全なコミュニケーションを甘受していればいるほどに、彼がそこで得る利得はより少ないものと見えるであろう。というのも、彼にとって、自己を埋没させる匿名でのコミュニケーションは、いわばエヴリン・ハバル――全て空虚――であるし、彼は恐らく、自らがコミュニケーションをとっているというよりは、むしろ街頭で選挙演説をしているような、そんな絶望的な感覚に囚われるであろう。何人かは彼の言葉を聞くそぶりはするが、しかし誰も「彼」そのものには注目しない。しかも大多数は、彼には一片の関心も示すことなく、そのまま通り過ぎてゆくであろう。そこでは「彼」などは存在せず、一個の匿名存在として、連続性さえ保つことなく、発言の度にその一部を成すことしかできはしない。

彼が匿名を破棄したとき……コテハンを用いた場合には事態は一変するが、それもまた好ましいものとはいえるわけではない。匿名空間において明白に個人であるということは、平坦な大地に聳え起つ塔となるに等しい。従って彼のもとには、その求心力に寄せられる多くの信者と、そして恐らくはそれより多くのアンチを集めることであろう。まるでそれはピラニアの如きである。匿名空間においては、共同して魅力を生み出す協会である反面、常にその魅力を奪い合う戦場でもある。塔は堅固な要塞となるだろうが、しかし取り残された大多数にとってそれは大いなる脅威となるのだ。

……以下を欠く

2007-04-05

名前と識別子

http://anond.hatelabo.jp/20070405004641

識別子の有無と匿名性については色々思うところがある。

名前と概念

社会学文化人類学か、まあその類の学問で、名前の無いものは意識されない、みたいな話がある。「ツンデレ」という単語が誕生する前にも、ツンデレ的なキャラは確かに存在した。しかし、「ほら、普段はそっけないけど素直になれないだけで実は主人公ベタボレみたいな!」とかそういう表現しか存在しなかった。「ツンデレ」という単語の存在によって、はじめてツンデレというキャラ特性が広くの人に認知され、ツンデレについて語ることができるようになったわけだ。

ふたば

ふたば☆ちゃんねる」では一時期、デフォルトネームが「としあき」となっていた。2chと違って名前があるわけだが、みんなとしあき」なので当然識別子としての意味はなさない。

どうなったかというと、あくまで個人的観測だが、コミュニティ内の連帯感が非常に強くなった。我々はみんなとしあき」である!我々は仲間だ!というわけだ。

話を戻そう。「としあき」という固有名を与えられた事で、そこに「私はとしあきだ」という認識が生まれ、強い求心力が働いた。その結果が強い連帯感だったのではないか、と感じる。

今では同掲示板のいくつかの板では名前欄自体が消滅し、「としあき」という名も無くなっている。以前のような盛り上がりが無くなってきた、と感じるユーザが多いが、それが住人の増加によるものなのか、名前の消失によるものなのかは分からない。

不特定多数の集団に、個人としての名前をまとめて与えるとどうなるか、という興味深い事例ではないだろうか。

これがVIPクオリティ

ニュー速VIPについて考えよう。

ニュー速VIPの住人は、単にVIPにいる人(=「ニュー速VIP板住人」)ではなく、「VIPPER」という固有の名前を持っている。上記と同様の構造により、VIP板住人にはVIPPERとしての意識が生まれ、その結果結束力が強くなる。

さらに、「良きVIPPERらしさ」を示す「VIPクオリティ」という単語がある。この単語の存在が、VIPPERという存在を特異なものにしている。「武士道」「騎士道」「フロンティアスピリッツ」など、その集団の気質を表す単語が存在する時、その傾向が非常に強化される。参照すべき基準の存在により、侍はより武士的になり、騎士は騎士的になる。VIPPERにはVIPクオリティがあり、VIPPERは「クオリティの高い」VIPPERたらんとして、その行動をVIP的なものにする。

「これがVIPクオリティ」という定型フレーズがあるが、しかしVIPクオリティには「これが」というような特定の基準という物が存在しない。集団の中でなんとなく形成されているものなので、集団が「VIPクオリティ」に近づこうとするにつれ、徐々にVIPクオリティは煮詰まっていく。結果VIPPERの行動は突飛なものになっていく。

結論

そんなものがあると思ったら大間違いだ。

増田」という名前を与えられた集団がどうなっていて、今後どうなっていくかを注視するのも面白そうだが、正直めんどい

たろう

ええと、文房具全部にたろうって名前つけてたんだっけ。道具を擬人化したかったのか、あるいは自分の道具をその他の道具とは違ったものにしたかったんじゃないかな。どうでもいいや。

2007-03-29

どうにもこうにも

絵が貼れなくてE&E!って言ってないだけの虹裏っぽいぞ

増田としあきと「」の差なんてどこにあるんだ

2006-11-17

2ちゃんねるが「名無しさん」でふたばが「としあき」であるように

増田」が『匿名ダイアリーに書き込んでいる人々』を指す言葉であるような錯覚

そしてこのダイアリーは『増田たちのダイアリー』という意味で「増ダ」。

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