2023-02-23

雪降る大みそかの夜、みすぼらしい増田売りの少女が、寒さにふるえながら街行く人によびかけます

増田はいかが、増田はいかが。誰か増田を買ってください」

 でも誰も立ち止まってくれません。

「一本でもいいんです。誰か増田を買ってください」

 今日はまだ一本も売れていないのです。

 新年の朝、少女は微笑みながら死にました。

 見物人は

「かわいそうに。増田を燃やして暖を取ろうとしたんだね」

と噂しました。

 少女自演トラバ炎上した事など誰も知らなかったのです。

  • まあぶっちゃけ可愛い女の子ならおじさんが拾ってくれるやろ。一晩どころか一生養ってくれそう。

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