2018-11-05

「onemedia」に代表される分散型のイシューメディア価値はあるか?

最近、インスタやtwitter等でよくnewspicksの広告で落合陽一さんと明石ガクトさんが話している動画を見かける。

で、別にそれは今回記事で扱う内容とはあまり関係がないがこういうタイプの動画メディアは事業的にどういう展開になっていくのか気になっている。

onemediaはインスタのフォロワー数が今日時点(11/5)で約31000人、類似する?メディア展開を見せている「blast」という動画メディアは3900人。

基本的に課金モデルは成立させるのが難しいとして※1

広告が売上の中心になるとすると、どれくらいの売上が出るのだろうか?とふと気になった。

動画広告の配信の仕組みについてそこまで詳しくないが、おそらく一定の基準で広告を最適に配信していくためにはかなりのユーザー規模がアプリに必須なように思えるし、

インスタ・facebook・twitter・youtubeの面からオーガニックでアプリダウンロードを取ろうとしても現状の数字感を見るにオーガニックからはダウンロード数の規模がそもそも出なそうなので、かなり厳しそうに思える。

また、自社アプリのユーザーに広告を配信するという流れで言うと例のグノシー神のようにCPAを高く設定できる図式・仕組みを成り立たせる事ができるチームには見えないので、アプリダウンロードを取るための広告費にも限界がくるはず。※2

そう考えていくとクラシルのように

①拡散性があるコンテンツ(クオリティとかではなくて興味がある人の数やinstagram等との相性)+マス向け広告も出稿してダウンロード数を一定担保

②純広告営業で特定の業界の広宣費のX%を取ります!(純広告出す大手企業が何社かしかないから拡張性は低いかもしれないし売上のアッパーがすぐ来るかもしれないけども)

というような方がまだ筋が良いように思える。

ただ、こういった「kurashiru」のようなメディアは毎日見るか?と考えるとあまり見ない気もする。DAUがどうなってるのか気になる。

そう考えると、そもそも取りに行っている市場/プロダクト含め、素晴らしい開発陣+一部の素晴らしいPM/ディレクター陣が揃うCAが実行している「abema TV」はなんだかんだいって秀逸な事業なのでは?

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話は「onemedia」「blast」に戻るが、両社共にコンテンツの製作費が極端に安い!みたいな事もなさそうなのでよくよく見ていくと、「onemedia」はJリーグ or 名古屋グランパスエイト からの発注を受けて広告のクリエイティブ受託もやっているようで多少安心した。

ただ、この受託した動画のクリエイティブの質は、他社では似たものを作れないのか?

と考えるとそうでもないように思える。

仮に受託製作した動画の反響が良くてもコピーキャットが大量に出てくる事は想像できる。

また、両社ともに「アメリカ含む海外のミレニアム世代」という触れ込みだがそもそも日本に「海外のミレニアム世代」と同じような文化と生活習慣を持つ人は何人いるのだろうか?

「メディア」という基本的には見ている人の規模が必要とされる事業モデルに対して海外のミレニアム世代と日本のミレニアム世代では文化・生活習慣共に全く違うように見えるので相性の悪いユーザー層にも思える。

仮にこの仮定が正しいとすれば、「blast」に関してはそもそも非常に少ないユーザーを更に「女性」というターゲットにする事で半数にしてしまっている。

とんでもない「決め」を最初にしてしまっているのかもしれない。

地雷はいたる所に埋まっている。

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色々とここまで書いてきたが、この両社が調達している金額は

onemediaが3.5億(!!!)

https://jp.techcrunch.com/2018/01/11/onemedia-fundraising/

blastは金額非公開?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000031365.html

のようだが調達を行っているようだ。

バリエーションいくらで調達したのか気になるところではあるが(そしてその責任にはどう答えていくつもりなのか)

もしかしたら二社の創業者ともに一定期間贅沢に生活できれば何の問題もないRock star気質な方なのかもしれない。

そうとも思わないと、個人的には理解できない事が多すぎる。

分からない事も多いので色々指摘してくれ。

追記:明石さんの異常なまでのメディア露出はもはや会社のためにやっているようにも思えてきた。そうだとしたら頑張れ明石さん。

※1、もしかしたら名前を出した2社「onemedia・blast」共にユーザー課金を狙ってるのかもしれないが、onemediaはインスタのフォロワー数30000人に対して月額課金500円で用意してCVR1%出ても300人×500円、の売り上げなので15万円程度なので、インスタ頑張るだけでは正直商売には全くならない

※2、グノシーはいつも最高。

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