オークの男の子と女の子がいました。
オークの男の子も女の子もエルフの恋人が欲しいと思いました。
オークの恋人なんて二人とも嫌なのです。
しかし、エルフの誰もがオークを恋人になんかしたくありません。
貧しいエルフが仕方なくお金持ちのオークと結婚することは僅かにありました。
二人はお金持ちではありません。もしお金持ちでも、金でエルフを買ったと馬鹿にされるのは嫌です。
二人は星に願いました。
「エルフの恋人が欲しい」と。
オークの男の子と女の子は美しいエルフになりました。
オークだった時は、二人ともお互いを好きになるなんて思ってもいませんでした。しかし、エルフになった今では違います。
エルフとなった二人は仲良く暮らしました。
Permalink | 記事への反応(0) | 04:43
ツイートシェア