雨上がり、夕暮れ、帰り道。湿った空気がまとわりつく。
歩道とマンションの敷地を別けるフェンスにはよく見かけるツタが絡み付いている。
先端の弱々しい若い腕がフェンスにようやくたどり着いたという様子だ。
僕はその若いツタを、フェンスから引き離す事が日課なのだ。
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