芽を摘まれた豆苗が、皿にのせられ、水を注がれ、再び芽を出した。
僕はその芽をハサミで無造作に切り取り、サラダにして食べた。
三度、豆苗は芽を出した。
決して子孫を残せぬ運命を知ってか、知らずしてか。
窓から覗く陽光目指して、その種に残された活力が続く限り、諦めることなく伸び続けた。
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