■人生に歩き疲れた。眠りたいけど、永眠したい訳じゃない
「人の一生は重き荷を背負いて遠き道を行くがごとし」と言ったのは確かどこぞの戦国武将だったか。
俺は正直もうこれ以上人生を歩き続けたくない。
荷物の重さに押しつぶされそうだが、投げ出した所で野垂れ死ぬだけだ。
少し休みたい。
だけど荷物を届けなければならない、期限は迫っている。
歩みを止める事が許されるのはほんの僅かだ。
また行かなければ、俺はもう限界だ。
だけど、いつか休める時が来る。
そうして休んだ後、再び歩き出せるのか、ただ倒れたまま土に還るのか。
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