学生の頃。「いつまでもお互い糞餓鬼のままでいようね」と
唯一僕と対等に話してくれた彼女が昨日結婚した。
結婚式で、彼女は僕の前にくると申し訳なさそうな顔をして
「ごめんなさい。先に大人になっちゃた」
「あなたが一日でもはやく大人になれる日を楽しみに待ってるわ」
とそれだけ言って、人の輪の中心に戻っていった。
怖くなって友人の静止を振り切って駅まで逃げました。
今年もまだ童貞の僕は糞餓鬼のままでした。
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