2011-01-21

衝突するだけ

怠惰にまみれながら幾度となく死を思う

自分が今と全く別のものになってしまうという事実

どれほどの向上心が掻き立てられるだろうか

いつかはなにもかも跡形もなく消えてしまうという真実

どれだけ真っ向から立ち向かうことができるだろうか

いくら考えたところで、恐怖が際限なく増大しながら、身に迫ってくるだけ

私の孤独や寂しさは、それに連れられ見る見るうちに、その強い気配を消す


ああ、もし今私と同じような、ひどく狭隘な心を持っている人がいたなら

迷わず抱きしめ、彼との一生の愛を誓うというのに


神は、神には、衝突するだけ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん