2011-01-07

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110106-00000516-san-soci

20代30人、本気で“森林ガール” 岩井有加さん

【新境地を生きる2011】(5完)林業女子会京都 

 ■京大大学院修士課程1年・岩井有加さん(23)

 「衰退が著しい日本林業を変えるには、今までなかった『女子目線』が必要だと思うんです

 淡々と話す様子からは、“パイオニア”に位置づけられるべき気負いがまったく感じられない。屈強な男性が山で黙々と木を切るという、林業イメージからは最も縁遠い、都会の女子が集まる「林業女子会京都」を昨年7月に立ち上げ、代表を務める。

 平均年齢20代のメンバー京都女子大生を中心に、建築士会社役員なども含めて約30人。アウトドアを楽しむ「山ガール」や、おしゃれ重視の「森ガール」が人気だが、「大木を切ったり、急斜面を登ったり、現場は体力勝負」と、明らかに一線を画す。

 昨年11月に開催した京都府南丹市での「伐採体験会」。メンバーヘルメット地下足袋、つなぎ姿で山に入り、のこぎりを使って手入れした。一方で今年2月にはフリーペーパーを発刊し、薪ストーブを置くカフェなどを女性向けに紹介するという。

 「家の柱や家具、読んでいる雑誌の紙だって、森からいただいた恵み。都会の女子的生活にも林業はなくてはならない。だから、あえて女子ターゲットにしてみたんです

 大学では森林科学を専攻。京都で活動する男女混成の林業サークルにも所属したことがあるが、女子会結成はツイッターでのつぶやきがきっかけだった。

 《農業に興味のある若い女性が「農(ノ)ギャル」と呼ばれて注目されるんだから林業に若い子がいてもいいんじゃない?》

 反響は大きく、賛同した若い女性と意気投合し、つぶやきはわずか2カ月で形になった。

 大学近くのカフェを活動拠点とするが、定期的に集まるわけでもなく、思いついたときブログメールで呼び掛ける。「『木っておしゃれ!』みたいな、シンプルなところから入ってくれたらいい」という軽いノリも魅力の一つである

 国土の7割を森林面積が占める日本。「里山」の良さは近年見直されてきてはいるが、木材自給率はわずか3割しかなく、林業の衰退が叫ばれて久しい

 「一過性のブームに乗るのではなく、ライフスタイルとして山とつながり、100年先を考えられる余裕のある女子が増えたら、未来はきっと明るくなる」

 「草食系男子」とは比べものにならない「女子力」なら、日本の山に活力を与えるかもしれない。(白岩賢太)

      =おわり

林業って簡易トイレから離れた所でも作業やるからトイレは……なんだけど、こいつらその覚悟あんのかね。

大学近くのカフェを活動拠点とするが、定期的に集まるわけでもなく、思いついたときブログメールで呼び掛ける。「『木っておしゃれ!』みたいな、シンプルなところから入ってくれたらいい」という軽いノリも魅力の一つである

あ、こりゃ望み薄だ。死傷者出る前に飽きる事を祈るのみ。

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