2010-12-21

うつ病になると、不意に殺意が起こることがあります。本人はどうしてだか分からないのですが、突然頭の中にそういう気持ちが入ってきてイライラするのです。でもこれは自分自身を傷つけるのではなく、他人を殺すのですから正真正銘の犯罪です。「病気患者」ではなく「殺人犯」になってしまうのですから尋常ではありません。いくら病気からといっても殺人は決してしてはいけないことです

うつ病が進行すると自分意識コントロールができなくなってしまうところが実に恐ろしいところですですから、進行する前に専門の医療機関受診して適切な処置を受けてほしいです医療機関に行けばイライラしたり、精神が極度に緊張するのを抑える薬を処方してくれます自分自身ではコントロールできないのですから薬の力を借りるしかありません。いいえ、薬を使ってでも意識コントロールしなければなりません。病院で薬を処方してもらったら、必ずいつも持ち歩いて、指示された時間と量をしっかり守って飲むことが絶対に重要です。周りに支える人がいる場合は、しつこいくらいに見てあげて、薬の服用を管理することが理想です

ふっと頭に危険な考えが浮かんだら、まずは深呼吸してみましょう。それだけで不思議と気分が落ち着きます

そして、殺意が起こってしまあなた一言。人を殺してしまったら、そのときスッキリするでしょうが、あなた自身の人生も、そしてもちろん殺されてしまった方の人生も全て終わりです

人間生きていれば、殺したいほど憎いヤツが何人も出てきます。でもみんなそれを実際には行わず、乗り越えてきているのです。後になって楽しいことや素敵な思い出がたくさんできたころ、その絶望的なときを振り返ると想像もできない、なんてことも多々あります人間にはみんなに明るい未来が用意されているんだ、ということを心に留めて生活していきましょう。

自分の考えに頭がいっぱいいっぱいになってしまったら、まずはカウンセリングに行ってみることをおすすめします。殺意が起こってしまうことも隠さず、カウンセラーに話しましょう。第三者であるカウンセラーと話したり、一緒に考えたりすることで、様々な角度から自分を見られるようになるでしょう。カウンセラー担当医と合わない、なじめないと思った時はためらわずすぐに病院を変えましょう。遠慮することなんてありません。あなたと相性の合う先生に出会う事が治療にとっても大切なのです

心を通じ合えるカウンセラー医師に出会ったときあなたは大きく前進するでしょう。カウンセラー医師との会話や、その時自分で考えたことは将来きっと役に立つことと思います。

悩むということは現実を受けれることができず、自分の描いた理想を求めることだと思います。できない理想を描いて求めて疲れるだけかなと。でも、できる理想ならとことん求める生き方 も「生き方の1つ」として良い思います。もちろん黙ってても実現しないからいろいろとするわけです。この時に身につけたことが役に立つときがあるのです

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