2010-12-17

条例

反対派の批判に「ガキが多い」とか「建前と本音をわかってない」とか「建設的な作戦ではない」とか

言う人がはてなーの中で結構な割合でいる。

賛成派の批判に「ネットリテラシーのない奴がリテラシーを説いている」とか「純粋培養するとこういう人間ができあがる」とか言うはてなーも結構いる。

まず、間違いないのは、これに関心ある人間の九割九分は外野であるということ。

ラジオの放送を外から見てるだけの人々。まさかTwitter自分たちも国政に参加できるようになっただなんて思ってないよね?

そういう人々に対して、同じ外野が「建設的な作戦ではない」とか「建前と本音が」とか「ガキが」とか言う。



そもそも賛成派は反対派の議論に応じるかといえば「NO」なんだよ。

なんでって、彼らは「日本人良心に従って」いるから。

彼らにとっては反対するというだけで連中を「日本人として相応しくない」「品格のない、品位のない蛮族」とみなしているの。

「誰に向かって口を訊いているんだ!」とか、政治的なコネまで使って接触してきた元総理の孫に「マンガ三冊で規制賛成。あなたの書いたマンガおじいちゃんに誇りを持って見せられる?」

などと言っている。彼らはまず前提として「マンガを読むのは蛮族のすること」というポジションを崩さない。

小説超えられない壁マンガ

という前提にいるのだから漫画家意見権力問わず「作家崩れの負け組の遠吠え」としかみなさない。

から優れた漫画家だろうと「バカ」以上の評価はない。

そういう連中が外野の話を聞くわけがない。

それ以前に都政は「愚民教育してやる」と上から目線対応をしているわけ。

親の教育に見切りをつけ、もう都の親は子供をまともに教育できてないから、俺達が教育してやる、というスタンスなわけ。

つまり、間違ってるのは絶対的に反対派だというのが彼らの主張なのだから、話に応じるわけがない。話に応じたとしても、それはネットで見れると思わないほうがいい。

何が言いたいかっていうと、

もう諦めろ。

表現の自由を毀損してでも守るべきものがある」という最強の盾を主張する連中に、表現の自由などという矛はあまりに脆い。

お前らが選んだ議員、お前らが選んだ知事が、お前のためにやってるんだ。

納得行かないにしても、お前らは渦の中心には「いけない」

無力を実感して、次回は各人が適切な行動をしようね。

外野投票と、陳情書渡したりとか、デモとかしかできないけどね。

アポとったって、会うとは限らないけどね。

デモしたって隣から建設的じゃない」と銃殺されるけどね。

実際建設的ではないと思うよ。ガラスの向こうからなんか言ってるーって程度じゃないかな。

もし、どうしても、どうしても、なんとかしたいというなら、

都議選挙に立候補してみればいいんじゃないでしょうか。

ガラスの向こうに行きたいから、みんなオラに力を分けてくれ!ってこと。

反対派を支持する都民が多いなら、それなりの票は得られるんじゃない?

いればね。

  • この程度の販売規制を「表現の自由」で否定するつもりなら、世の中のすべての規制に反対しなきゃならないんだよね そういう極論をぶつ学者もいるけど、現実には相手にされないだろ...

  • 「表現規制反対」をウリに都議選に出て何票取れるかは気になるところだね。 「オタクざまあwww」とか2ch辺りにスレが立つのが関の山だろうが

  • 猪瀬氏は近い事思ってそうだけどな。 なにせ、議会の傍聴すらもせずに吹き上がる奴らなんて話にならないらしいし。 政治に携わる連中は、都合がいいときだけ自分の専門性を捨てる...

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