あれをみて自分は、日本ではムービーがついたとしても基本的に昔ながらのピコピコルールのゲームが売れ、北米ではハリウッド映画でヒーローになることが可能なインタラクティブムービーが売れるということかな、とか思いました。
ゲーム購入層のボリュームゾーンが全然違うから仕方ないっちゃ仕方ない。あの番組によると、アメリカでゲームを買うメインの年齢層は40代らしい(かなり眉唾な話ではあるが)。そんな国で「マリオ」や「ポケモン」を作ろうなんてメーカーが出てくるとはとても思えない。
あと、日本の現状は海外の数年後の姿、なんて話も昔からあるわけで、携帯ゲーム機の高性能化やスマートフォンの普及がアメリカのゲーム産業の構造に何らかの影響を与える可能性も高い。その時、高コスト体質なアメリカのメーカーが果たして耐えられるかどうかは全く未知数。今でも、たとえば1000万本以上売れたとかいう「モダンウォーフェア2」を販売しているアクティビジョンは赤字だったりするらしいしね。今は市場が馬鹿でかくて資金調達ガンガンかけられるという「ブースト状態」なだけなんじゃないかな。