正月に実家に帰ったら、改めて金持ちではないけど裕福なほうだなって思ったこと。
人は雇っていないけど(母を雇ってることになってるけど)、ずいぶんと事業縮小しても年収1000万くらいはまだあるらしい。
遊ぶ間もないほど働いているけれど、車なんかは経費に計上できるし、サラリーマンの年収1000万だから、かなり余裕はあると思う。
祖父が今年で米を作るのをやめる。
父名義でやっていたから、父に農業者年金を受給できることになる。
「死ぬまでに土地は勘定に入れずに(2人兄弟)1人あたり2000万くらいは残してやるから」
って僕に言った。
田舎に帰るつもりはないし、田舎の売りようのない土地(農地とか、更には山とかどうしようもない)とかもらっても困る。
父としては、土地と建物、それから2000万(って言ってるけど、たぶん5000万くらいくれるつもりなんじゃなかろうか)くらい遺産としてくれるつもりらしい。
帰る家と、そのくらいの資産があれば、会社をクビになっても、田舎の戻って薄給な仕事についても夫婦2人で共働きなら子供の1人くらい養いながら当面暮らすくらいできるだろう、っと思ってるみたいな感じ。
うざいってこういう感情なのかな。
まあ、止めないけど、いや、そこまで馬鹿にしないでもって思うわけで。
学生のころも大目の仕送りをしてくれたし、就職してからもお金の心配をされるし、車を買ってくれたがる。
心配性の父親だが、僕も心配性なので、というか裕福に慣れてるせいか、貧乏恐怖症というか、かなり残高がないと不安なほうだ。
1人暮らしの割にはよく貯め込んだと思う。
あと30年ほど波風立たせず働いて、1500万貯めて、相続で2000万ほど貰って、定年時に4000万ほどキャッシュで用意できてれば、年金のほかに100万ずつ切り崩しても40年生きられるって計算かと思ったりする今日この頃。
なんか博士号も取らせてもらえそうな感じ。
若者は搾取されてるっていうけれども、いま潤ってる老人の資産だって、今の若者が年寄りになる頃には相続って形で半分くらいは今の若者のものになってるはずだし、今の若者が年寄りになる頃にはその子、孫たちを搾取してるわけはずだし。
鳩山首相とはケタが二つ三つ違うけど、たかだか数千万の余裕があるかないかで、人生って大きく違うものだと思う。
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