ちょっと待ったァ!
メディアが「恋愛」のようなイデオロギーまで「調整」し「管理する」って
それ、スッゲー危なくないですか?
俺は超危ないと思う。そんなことやらせるくらいなら、「メディアは営利団体です、儲け儲け!」
の方がよっぽど安心できる。個人的に現在のメディアの「公正中立」を謳う姿勢も気持ち悪いけれど、
メディアからの情報の受け手が、メディアに「イデオロギーをコントロールせよ」と
許可証を与えてしまうのは、それは同意出来ない。
だからこそ、メディアは責められないと思うんですよ。
それに「恋愛化」には負の側面とともにそれ以上の功績もあった。
よーするに、「親が結婚しろと言ったら40親父の後家さんに嫁ぐ」なんてことが
拒否できるようになったわけですから。「恋愛化」は「家制度」への反動の側面があったことも
否定しちゃいけない。あの時代、ぼくやあなただって
ある日突然親に紹介された青山テルマとの縁談を断れたかどうかは相当怪しいわけですよ。
実際それに反発して、家を飛び出したのが文学者達なわけで。
あの無茶な「恋愛化」にもそれなりの必然性と重みがあったことは否定出来ません。
http://anond.hatelabo.jp/20100217011554 日本で恋愛結婚が増えたのは、明治辺りに「恋愛」って価値観が導入されたことが原因。 当時の純文学の書き手なんて、みんなこぞって恋愛賛美・純愛賛...
だったら近年になって恋愛結婚が増えているのはなぜなんだ。 もしも明治時代に恋愛が一般的になっているのであれば1800年代には恋愛結婚が主な結婚方法になってないとおかしくないか...
簡単に言えば、メディア化なんですよ。 昔、小説を読むってのは金持ちの道楽だったけど、明治が過ぎる辺りに一気に一般化した。 それ以前に、「心中物」とか悲恋が好まれる土壌はあ...
いや、断罪とかそういう話までいってないので。 「恋愛幻想の拡大がメディアによって行われた」ということさえ言えればオレはそれでいいんだけど。
確かに「拡大」はメディアによってなされたモンだと思いますが。 でも、面白いコンテンツを読みたがったのは消費者そのもので、その部分を根拠として メディアに責任を問うのはムリ...
ちょっと待ったァ! メディアが「恋愛」のようなイデオロギーまで「調整」し「管理する」って それ、スッゲー危なくないですか? 俺は超危ないと思う。そんなことやらせるくらいな...
むしろ、パロディや逆説、あるいは脱構築的な反撃はクリエイターと消費者の側からすべきかと思います。 うーん、消費者が十分な流布力を持っていればそれでいいんですけど、実際...
供給する人にも責任の一端はあるとオレは思います。 「みんなが求めているから」という理由では広範に情報をばら撒くことの責任を回避することはできない。 いくら営利企業であった...
それが許される社会状況になるとともに、恋愛化が進んだのは寧ろ必然。 とちゃんと書いてくれてるじゃんその増田。 つまりそれ(=恋愛結婚)が許される社会状況になるまでにタイ...