「みんなが求めているから」という理由では広範に情報をばら撒くことの責任を回避することはできない。
いくら営利企業であったとしてもね。
特にインターネットのない時代ではメディアの社会的責任は非常に大きい。
ポリティカル・コレクトネスや放送禁止用語があるように恋愛イデオロギーの流布についても意識的であるべきでした。
もちろんポリティカル・コレクトネスのようなアイデアが発達してきたのは最近のことなので、
過去の瑕疵について追求するのは酷でしょうけれども、これからの未来についてはチェックすることが可能です。
今までは意識自体がなかったためにコントロールできなかったのであり、技術的に不可能なわけではない。
http://anond.hatelabo.jp/20100217011554 日本で恋愛結婚が増えたのは、明治辺りに「恋愛」って価値観が導入されたことが原因。 当時の純文学の書き手なんて、みんなこぞって恋愛賛美・純愛賛...
だったら近年になって恋愛結婚が増えているのはなぜなんだ。 もしも明治時代に恋愛が一般的になっているのであれば1800年代には恋愛結婚が主な結婚方法になってないとおかしくないか...
簡単に言えば、メディア化なんですよ。 昔、小説を読むってのは金持ちの道楽だったけど、明治が過ぎる辺りに一気に一般化した。 それ以前に、「心中物」とか悲恋が好まれる土壌はあ...
いや、断罪とかそういう話までいってないので。 「恋愛幻想の拡大がメディアによって行われた」ということさえ言えればオレはそれでいいんだけど。
確かに「拡大」はメディアによってなされたモンだと思いますが。 でも、面白いコンテンツを読みたがったのは消費者そのもので、その部分を根拠として メディアに責任を問うのはムリ...
供給する人にも責任の一端はあるとオレは思います。 「みんなが求めているから」という理由では広範に情報をばら撒くことの責任を回避することはできない。 いくら営利企業であった...
ちょっと待ったァ! メディアが「恋愛」のようなイデオロギーまで「調整」し「管理する」って それ、スッゲー危なくないですか? 俺は超危ないと思う。そんなことやらせるくらいな...
むしろ、パロディや逆説、あるいは脱構築的な反撃はクリエイターと消費者の側からすべきかと思います。 うーん、消費者が十分な流布力を持っていればそれでいいんですけど、実際...
それが許される社会状況になるとともに、恋愛化が進んだのは寧ろ必然。 とちゃんと書いてくれてるじゃんその増田。 つまりそれ(=恋愛結婚)が許される社会状況になるまでにタイ...