2010-01-06

光栄が”また”やらかしたと思う人が少ないようなので

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100104/edc1001042223002-n1.htm

日本製の人気オンラインゲームで、日本海を「MER DE COREE」(朝鮮海)と表記している地図が使われていることが分かった。開発したゲームソフト大手「コーエー」(横浜市)のホームページ上の公式掲示板には、「大変不快」「どこの国の企業なんだ?」などとユーザーの非難が殺到。日本政府見解と異なる表記を使用したことに識者からも批判の声が上がっている。

ソースはWikiしか見つけられなかった。当時TVニュースでも報道されていた内容だったのだが。(NHKだったと記憶しているが、朝日だったかもしれない)

http://oncon.seesaa.net/article/137501296.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%90%E7%9D%A3%E3%81%AE%E6%B1%BA%E6%96%ADIII

中華人民共和国からの抗議

中国では本作を「東條英機らが出てきて、日本による中国侵略を正当化するもの」と解釈し『反動遊戯』に指定していた時期があった。それより前の1996年にも重慶市民グループから抗議が出されたこともある。この時期、光栄が「III」を中国工場生産していたこともあり、抗議は激しいものだった。重慶にあった光栄の支社では、中国人従業員が仕事ボイコットしたとも言われている。この抗議があってからシリーズはしばらく封印されることとなった。実際、光栄天津市から電子出版管理規定違反により、479,000元(約670万円)の罰金刑を科せられたことがある(1996年12月4日中国中央テレビ報道)。

この抗議の理由に関しては「蒋介石だけが出てきて、毛沢東が出てこないことに腹をたてた」「国土に星条旗が翻る(アメリカ側の都市を示すものであり、もちろんアメリカの支配下という意味ではない)ことに我慢ならなかった」という異説もある。

上記記事も中国工場生産していて問題になったようにしか書いてないが、「提督の決断シリーズ移植かなにかを中国に開発させていたような報道がなされたことも(おぼろげながら)記憶している。

ゲームの内容うんぬんはおくとしても、第二次世界大戦を題材にしたゲーム戦争当事国、よりにもよって日本が実際に交戦した相手に生産させたり(記憶が正しければ)開発させたりするのはさすがに無神経なんじゃないかと当時思った。

こういった”地雷”をかわすリスク管理がまともにできないなら、歴史を題材にした娯楽なんて作るべきじゃないと思うんだけどどうなんだろうね。

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