2009-12-29

誰々が悪い、というのはあまり意味がない。

職場の場合でもそうなんだけど、ある事件が起こりました、と。

ではどうするか?という話。

犯人捜しを始めるか?

これは大抵不幸な結果に終わる。

犯人が見つからなかった場合、探すのにかかった時間お金)が無駄になる。

犯人が見つかった場合、犯人の逃げ道がなくなる。

例えば、上司に責められるとしても、犯人は反論のしようがない。

その結果、犯人の誇りとプライドは傷つけられ、(大抵、大勢の前で)恥をかかされる。

では似たような事件が起こった場合、どうするかというと、大抵の人は「なかったこと」にしようとする。隠蔽工作を図る。

大勢の前でつるし上げられたくないから。

よって代案が必要になるのだが、大抵の場合は以下の3つのうちのどれかだ。

1.何かやってしまったら、自己申告してもらう。

2.こういう事が起こった、と全員に注意する。

3.それが起こらないようなシステムとして解決する。

人間は弱い物だ、という人間理解や優しい気持ちを前提に持っていないと、大抵の問題は解決しない。自分の器は小さいから、あるいは、上司や部下の器が小さいから、ハックする必要がある訳で、自者や他者、異性を人間として見なしてみない者は目が三角になり、イライラフラストレーションをため、閉塞状況に陥る。もっとも、状況をハックするにはハックする時間が必要であって、逃げる勇気や引く勇気のない者は自滅へ一直線となる。

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