2009-12-20

ネトウヨはなんで、ネト「ウヨ」なのか

ネトウヨはなんで、ネト「ウヨ」なんだろうか。

ネト「サヨ」でもいいじゃないか。

ネット上で、日本人としての弱者派遣や偽装負従事者や肝炎患者や孤児やポスドクDV被害者等を暖かい目で見つめ、

東京じゃなく田舎を褒めたたえ、

経団連2世議員エリート達をけなし続ける。

今と変わらないと思うんだけど、ネト「ウヨ」になるんだよなあ。

経団連批判でも、在日と結びついているという陰謀論めいたものを持ち出すし。

基本的に、現実社会への不満が多い人や、疎外感を感じている人間ネトウヨとなって、好き放題言っていると思うわけで、そこに論理的なイデオロギーなんてないと思うし、

基本的には今の風がなびけば適当投票する無党派層と変わらないものだと思うのだけれども、

結集するときの合言葉が「ウヨ」になるのがとても不思議

弱者」とか「労働者」とか「ダメ人間」といった社会身分的な属性よりも、

「ウヨ」という心情的なもので統合されようとしているんだよね。

理由の一つは、天皇なんじゃないかと考えている。

やっぱり日本人天皇を批判することができないというメンタリティ(刷り込み)を持つがゆえに、

最終的な帰属をどこに持っていくかというと、天皇→フルキヨキ日本ネトウヨとなるのではないかと。

となると、それだけのパフォーマンス国民に与え続けてきた平成天皇とやらは、戦後最大にして最強のパフォーマーなのだろうなあ。

なんとなく、パフォーマーということで、アントニオ猪木を思いついたけど、異種格闘技の頃の猪木幻想猪木信者と、今の天皇ネトウヨの関係は似ているのかもね。

そして、その幻想は打ち破られる事はないという事で完璧だ。

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