2009-12-02

お茶の水博士

今日風邪ともインフルともまだ分らない症状が出始めて早めに帰ってきた。タイミング良くテレビで部屋の湿度の上げ方なんてのをやってた。

僕も一応科学者のはしくれでペーペーの中のペーペーではあるけれども、それなりに科学については分っているつもり。その僕からみて番組に出ていた専門家という立場の中年女性が酷かった。

まず、部屋にコップと濡れたタオルをおいて一定時間後どちらが部屋の湿度を上げられるかというもの。当然タオル

おばさんも「タオルの方が表面積うんぬん」まあ当然。

次の実験が問題。

手ぬぐいバスタオルを部屋に「真ん中」に干して一定時間後湿度を計測する。部屋のサイズは4畳半程度。多く見ても6畳。

解説の表現で結果が見える。結果は手ぬぐいの若干の勝利。

おばはんの解説によると・・・「バスタオルは水分をより多く含めるので」とかなんとか。良く理解できない。ある意味放送事故

手ぬぐいは滴るくらい濡らして、バスタオルは容積に対して少なく濡らしたのか?それじゃ実験条件が公平じゃないでしょう。

そして理系人間としてすく答えられる考察は「部屋の空気の循環が悪くなったから」でしょうが・・・。

この程度の答えも出来ないおばちゃん何者?

こういう人をテレビに出すからホメオなんちゃらが流行る(?)んだよ。

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