「口説いている女性は実は男で70歳のおじいちゃんだった。」というネタも最早SFでは無くなったようですが、
そうなれば、『攻殻機動隊』ですよ。この辺のネタはアニメじゃカットされてますけど、
コミック版では草薙素子は人形使い(AI)にちゃんと口説かれてから結婚してます。
(劇場版アニメじゃかなり解りにくいのですが、「草薙素子はAIと結婚しました。」ですよ。あの結末。)
彼女の1つ目の質問「何故完全無欠のAIが人間と融合したがるのか?」という質問に彼(AI)は
「カラミティを想定した”ゆらぎ”が欲しいからだ。AIは幾らコピーを増やそうが、ウイルス1つで壊滅する危険性がある。
”ゆらぎ”が無いからだ。ヴァージョンアップだけでは壊滅のリスクは孕んだままでね。」
(という内容だったと思う。コピペでは無い。)と簡潔に答えました。
2つ目の質問「それが何故私なのか?」という質問に対しては...。人間の回答も色々ありましょうけど...。
AIは「縁が有ったからだ。」と答えました。彼女は怒るのですが、AIはこう言って納得させました。
「縁は塩基質と同じでね。互いに身知った時点で総ての意味は置き換わる。
能動/受動では無く、相互受動の”関係”に。こればかりはどうしようも出来ない。」
「まさかプロポーズの言葉が”縁が有ったからだ”とはねぇ。」と彼女は皮肉るが、
その後天使が舞い降りるシーンは有名だ。(劇場版ではココに一気に飛びます・笑)
〜T/H