大学時代からの恋愛遍歴(非モテ履歴?)をつらつら書いていたら、人生の懺悔録みたいなものができあがってしまった。チラ裏失礼。
何人かに振られてから、大学時代始めて付き合った相手は自分をしっかり持っているぶれない女性だった。相当頼りなく見えたのか、程なくしてお別れを言い渡された。しかし、まだよりを戻せると勘違いし、約3ヵ月にわたって電話攻勢をかけてしまった。リアルでアクションを起こしていたらストーカーとして前歴を残していただろう。いや、電話だけでも十分ストーカーと呼んでいいかもしれない。何の言い訳もできない。
その後、もう勉強もバイトも友人関係も手がつかず、半引きこもりの風俗依存状態になってしまった。友達に助けてもらって何とか表に出て、表向き楽しい日々を過ごすなかで、サークルで次の彼女ができた。でもやっぱり前の彼氏の方がよかったみたいで、すぐ別れた。自分のストーカー気質に気づいていたので、食い下がることはしなかった。
大学を卒業し就職したが、相変わらず風俗通いは続けており、借金はかさんでいく一方。そのせいで、親にも職場にもものすごい迷惑をかけてしまった。そんななかで携帯電話の伝言コーナーで知り合った女性と意気投合、したつもりになっていた。それはデート商法だった。それに気づいたときには、もう自己破産するしか、方法は残されていなかった。
そのような状況下、はじめたばかりのネットで知り合った女性と付き合うことになった。相手は長い間不倫をしていた。重いものを抱えていた同士だったからか、不思議とうまくいった。自分の中では少しずつ結婚も考えていた。しかし、相手が前の不倫相手とよりがもどっていることが判明し、相手から別れを切り出された。1週間食事できなかったくらいショックだったけど、自分のストーカー気質に気づいていたので、ここでも食い下がることはしなかった。
その後うつ状態になり、転職したが、仕事が続かない体質になってしまい、人生のどん底を味わう。休み休み活動をして、給料は安いけど、自分に向いている仕事を見つけた。この時点では、もう不思議と、風俗に舞い戻ることはなくなった。
彼女作りはひとまずあきらめて、趣味に生きることにした。趣味の仲間が増えた。でも、仲間たちがどんどん結婚したり子どもができたりで遊ぶ機会が激減した。仲間たちが人として大きく見えるように感じられた。うらやましかった。もういちど相手探ししようかな、と思った。
失敗を繰り返しながら、年収400万円台で安定した職を見つけた。ここでやっと美容室に行き、服装を変え、ダイエット等々をしたら、いろいろなツテで合コンに呼ばれるようになった。ヤフーパートナーとか使って、何人かと会ってみたりもした。先にはなかなかつながらないけど。
なかなか先に進まないのは、しばらく「ここは給料が安いから」「ここを脱出すればうまくいく」等々、環境を言い訳にして、自分を磨いてこなかったツケだろう。
でも、いまはこんな下積み暮らしをしているのが楽しい。このあいだ、ちょっとしたきっかけで自信ができたのか、恋人がいたとき以上に気持ちが穏やかになっている。今までの人生の中で、今が一番楽しい。
趣味は相変わらず続けているが、付き合いの幅も広がっている。こんなヤツなのに親からも「いい相手見つかるといいね」と応援されている。
きっと、遅くない将来、いいパートナーにめぐり合えるはず。
そんな予感、いや確信に近いかな。
だからこそ、いままでのことにもう一度向き合って、懺悔したかった。
※一部修正:「引き下がる」2箇所→「食い下がる」
ご指摘ありがとう。いやはやお恥ずかしい。
とりあえず全部読んだのだが、一カ所どうしてもよく分からない。 引き下がらなかった=関係を続けようとした、という意味だよな。 食い下がらなかった、あるいは引き下がった、なら...