不妊治療の病院に通って、二人目の待望の妊娠に大喜びでした。しかし6週の頃に赤ちゃんの姿は見えたけど心拍が微妙です、と言われ、半分覚悟してたけど、半分は次の週には元気な心拍が確認できるんじゃないかと思ってました。でも7週になっても心拍は確認できず赤ちゃんも大きくなっておらず、8週になっても同じ状態で、もうダメだと思っても無駄につわりが続くのがしんどくて、ネットで流産の掻爬手術のことを調べたりして恐ろしかったです。流産前は流産の陣痛並みの痛さや大量出血、もしくは掻爬手術が怖くてたまりませんでした。
でも結果的に生理痛の範囲内の痛さと出血で自然に流れてしまいました。
赤ちゃんが意外にも思ったよりあっさり流れてしまったので、主人にも妊娠を伝えた両親にも「大丈夫だよ」と言ってました。事実身体は生理のような痛さとダルさ程度で元気でした。仕事も休まず行けました。
流れて3日目くらいにブログやってる友人の二人目妊娠をブログで知りました。ちょうど同じくらいの週数で正直かなり落ち込みました。順調に妊娠が継続している友人のことをまったく喜べませんでした。5日目くらいに別の友人から二人目出産の報告が来て、以前から妊娠は知ってたしさすがに出産となるとあまり自分とかぶることもなく素直に「おめでとう」と言えたしその3日後には病院に赤ちゃんを見に行きました。
新生児室のちいさな生まれたての赤ちゃんたちも心からかわいく思えました。ちょうど彼女の妹も来てて、妹も第二子妊娠中で小柄なので7ヶ月のお腹がだいぶ大きく見えました。病院にいたときは、ほんとにいやな気持ちはありませんでした。
でも、家に帰って、子どもをお昼寝させて、ひとりで夕ご飯の準備をしているときに急にお腹に宿った赤ちゃんがいなくなってしまったことの喪失感と悲しみが押し寄せて、いままで泣けなかった分の涙がはらはらはらはら止まらなくなりました。私も来年の春には赤ちゃんが生まれるはずだったのに、私も順調だったらあんなふうにお腹が大きくなるはずだったのに、エコーにうつった赤ちゃんは小さかったけれど確実に姿が見えたのに、感傷的になっても仕方ないと分かっているのに、ひとりになって、ようやく実感とともに涙が出ました。神様、赤ちゃんを返して。
流産した人たちは「赤ちゃんは忘れ物を取りに行ったんだと思います。それでまた私のお腹に帰って来るんだよね」という言い方をしますが、いまになってようやく共感します。そう思うことで少しだけ救われる気がします。流産の確率は6-7回の妊娠に対して1回(化学流産含め)、よくあることなんだと知っていたけどよもや私が流産するとは思わなかったというのが本音。
子どもがいるので休日は公園に行ったりするけど、公園はたいてい80%子連れのうえに妊婦率が高いのでしばらく行く気分になれません。妊婦さんを目にするとやはりまだ辛いです。心が狭いのは承知で妊婦友達とはしばらくこちらから連絡することはしません。ママ友とはもともと第一子つながりの人が多いのでこのまま縁が切れても構わないといまは思います。
時間が過ぎて、早く立ち直れますように。
ななのつぶやき という優しい産婦人科の先生のブログを読んでみるといいかもしれません..
増田にも優しさ成分ってあったのね
水子さあんたば恨んどるがや、これ買うて供養しとき。 …ってビジネスが飛び込んでくるから、迂闊にそういうことを言うもんでもねえぜ。気をつけておきな。
お疲れ