各所でファミ通の広告費の話題が出ているが、例えばココ(http://getnews.jp/archives/27470)とか。それに関連して、広告の出稿とレビューの点数との関係に言及している輩もちょこちょこいるようだ。
一昔前には、一点あたり十万円なんてアホみたいな噂が出回ったが、広告出稿とレビューの点数との関係というのは、そんなアホな噂よりは信頼できそうな話にも見える。
だけど、まあ、レビューの点数を実質的に支配しているのは、それよりもよっぽど構造的で深刻な問題だ。
直接・間接の金銭の授受が左右するのであれば、レビューの改革を図ろうとするなら、その関係を一切清算すれば済む話だ。こんなのは、ある意味では、潔い契約関係だといってよい。
現実的にはそんな単純な話じゃなくて、有力メーカーとの深い結びつきが、他誌に先行しての情報の公開だとか、クリエイターのインタビュー記事とか、攻略記事の独占だとか、を可能にするわけだ。実際、ファミ通に関しては、カプコン、スクエニ、コナミ、バンナム、この辺りとは恐ろしく緊密な関係を作ってしまっているから、この辺りの販売物へのまずい点数というのはまず付けられない。先日の、ドラクエ、モンハンの40点なんてのは、そんなズブズブな構造の氷山の一角に過ぎんわけだ。
まあ、そう考えると、任天堂とファミ通の関係ってのはイマイチ説明が付かなくなってしまうんだが。結構いい点数つけてるけど、任天堂はファミ通になびいてないしなあ。ガチということなのか、ファミ通が擦り寄ろうとしているだけなのか。
ともあれ、レビューと金、そんな簡単な話じゃないよ、ってことだけ主張しておきたかった。ずっと違和感あったので。
それでは。
でも、レビューのお伺いは立ててるんですよ。 「こんな感じでいいですか?」って 全部のメーカーにやってるのかどうか分かんないけど。
現実的にはそんな単純な話じゃなくて、有力メーカーとの深い結びつきが、他誌に先行しての情報の公開だとか・・・(略)・・・この辺りとは恐ろしく緊密な関係を作ってしまっている...
任天堂とはFEで裁判沙汰になったので 個人個人の付き合いはともかく会社としてはいまいちいい関係とは思えん