2009-07-27

「人事局」設置先送り 民主党方針、連合に配慮

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090727/stt0907270906001-n1.htm

 民主党は26日、国家公務員の幹部人事を一元化する内閣人事局について、現在政府与党が目指していた来年4月の設置を先送りする方針を固めた。民主党政権を獲得した場合、公務員への労働基本権付与のあり方を検討し直す必要があるためで、関連法案を来年通常国会に提出するには、内閣人事局の設置にさらに時間がかかると判断した。

 公務員制度改革に関する政府の関連法案は、省庁の縦割りをなくし、内閣主導の人事を可能にする内閣人事局の設置が柱。だが、先の通常国会衆院解散となって関連法案が廃案となったことから、民主党として新たに法案を策定する必要が出てきた。

 民主党が、労働基本権の付与にこだわりを見せるのは、労働基本権の付与を求める官公労自治労が、同党の支持団体である日本労働組合総連合会連合)の傘下にあり、これら労組の意向に配慮せざるを得ないためだ。23日に発表した政策集でも、「公務員労働基本権の回復」を明示している。内閣人事局の設置を急ぐあまり、労働基本権付与について結論を先送りすれば、政策集に明記した公約との整合性が問われることも考慮した。

結局、官僚支配を打破して労組支配に切り替わるだけなんじゃねーの?

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