2009-06-06

大阪WTC庁舎移転案、平松市長橋下知事に「責任転嫁だ」と責任転嫁

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090606-OYT1T00052.htm

 一方の平松市長は前日、WTCへの府市同時移転提唱した橋下知事の発言について、「現実味がない。両方入れるスペースはない」と反論し、蜜月関係だった2人が批判し合う展開となっている。

 橋下知事記者会見で、府市同時移転に関する平松市長の反論について、「極めて行政的な言いっぷり。中之島(の現庁舎)をつぶして、(WTC周辺を)府市合同で官庁街にするくらいの判断を期待する」と切り返した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090605-OYT8T00084.htm

http://www.asahi.com/politics/update/0604/OSK200906040078.html

平松市長は何のために関淳一市長を蹴落として市長になりたかったんだろうか。

WTCの庁舎移転案は平松市長よ、おまえの選挙公約だろうが!

http://www.team-osaka.com/article.php/20071107125547830

 平松「大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)を最終処理後に市が買い取り、市役所を移し、現市庁舎は近代美術館にする。中之島が一大文化ゾーンになり、人が集まってくる。夢を語れる街にしたい」

WTC大阪市役所を移転、現庁舎は美術館にするというのが平松市長の案。後で平松市長自ら放棄しているが、私はベストではないがベターな案であったと評価している。なぜなら国との契約大阪市近代美術館建設しなければ違約金を最大で48億円払わなければならないからだ。

大阪市会議

http://www2.city.osaka.jp/shikai_kensaku/index.html

平成21年3月定例会常任委員会文教経済・通常予算) - 03月12日-04号

福田賢治委員  それから、前も議論あったと思いますけども、国からこれもし美術館できなかったら違約金を払わなあかんと、お金の面でもせかされてるわけでありますね。ですから、その点について違約金が幾らなのか、あるいはまた、今日までの経費、どれぐらいお金かかったんか、ちょっとお聞かせいただけますか。

松井ゆとりみどり振興局文化部博物館企画担当課長近代美術館担当課長 お答えいたします。

 近代美術館の整備につきましては、平成10年に基本計画を策定したほか、平成15年までに中之島4丁目の1万6,900平米の国有地を約226億円で取得しております。また、この間、美術作品の収集に努めてまいりました結果、収蔵作品は約4,200点を数え、うち購入作品は約1,000点、購入金額は約153億円でございます。これらの作品を中心に平成元年以降の20年間にわたって43回の展覧会を開催しており、入場者数は約110万人でございます。

 また、近代美術館建設予定地の国との売買契約におきまして、平成24年3月という期日の指定などが特約として規定されており、最大で約48億円の違約金が生じることとなっております。以上でございます。

福田賢治委員 今お聞きいたしますと、もう既に多額の経費が投入されてるわけであります。準備室の経費は今御答弁になかったわけでありますけども、土地代が226億円、それから美術品が153億円、この美術品につきましては、収蔵作品が約4,200点で、そのうちの購入作品が1,000点、購入額が153億円、土地美術品だけで単純計算しますと379億円、これに20年間の準備室のコストを加えますと400億円ぐらいになるんちゃいますか。それに違約金が48億円。こうなってまいりますと、一体いつまで大阪市はその貴重な美術品、モディリアーニの例の購入時に話題になったと聞いておりますあの作品は、今は何か倍ぐらいになってるそうであります。当時の値段が19億3,000万円ですけど、倍近くになってるそうであります。そういった、あるいは市民からの美術品をずっと持ったまま置いておくということは、大阪市はいつの間にコレクターになったんやということであります。コレクターというのは、持っといて人に見せずにひとり喜んでるだけなんであります。

WTCは人通りの少ない湾岸にあり、民間企業への売却が困難、しかも現在でも大阪市の部局・外郭団体がほとんど入居し「第二庁舎」と揶揄されている。(なぜ市の部局が入居しているのかといえばWTCを運営する三セク破綻を回避し大阪市責任が巡るのを回避するためだ。)

http://osakadeep.info/17.shtm

WTCに市庁舎機能を移転・集約し、その上で現庁舎は美術館改装、国への違約金支払いを回避した方がましだ。だからこそ平松市長選挙公約に掲げたのだと理解していた。この案はある程度の合理性はあるがベストではない。美術館改装なら他の場所でも可能だからだ。御堂筋沿いの一等地である市庁舎を美術館改装のために手放すのは愚行である。市庁舎こそ民間企業に売却可能な優良物件だ。WTC破綻すべくして二回も破綻した。二次破綻による大阪市への負担は1000億円とも指摘されている。

http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/osaka_h/20090327kf03.htm

http://www.asahi.com/politics/update/0327/OSK200903260177.html

であれば、大阪市課題は如何に1000億円の負担を軽減し大阪市民や企業への増税を回避するかである。市庁舎は売却するのがベストな案だ。

この案を実現しようとしたのが橋下知事である。橋下知事府庁舎をWTC移転し、現庁舎を売却することにより、建替え計画のコストを削減しようとした。しかもWTC大阪市から100億円で買い取ろうとしても採算性は取れるのだ。大阪市大阪府Win-WIn関係が築けたはずである。しかしそもそもWTC大阪市建設した三セクであり、そのツケを大阪府大阪府民が支払うのは合理性に欠ける。

つまり「本来は平松市長がやらなければならない仕事を、できないヘタレな平松市長に代わって橋下知事がしてあげているにも関わらず、橋下知事を『責任転嫁』呼ばわりする平松市長厚顔無恥さ」がよくわかる記事だということだ。なお、平松市長

「市役所も府庁も全部は入れるスペースはなく、現実的にはあり得ない」

という発言には呆れた。まず一部メディアではWTCには府庁舎の入居は不可能とする偏向報道がなされているが、1~3階に入居するコンビニ飲食店に退去してもらえば府庁舎の移転は可能である。また市庁舎の移転についてはATCの利用を検討すべきだ。大阪市WTCのみならず、ATCという別な破綻物件も抱えている。こちらも大阪市の部局が多く入居しているものの、無駄にスペースの利用しているだけである。つまりガラガラだ。以下のサイトを御覧いただければお分かりだろう。

http://osakadeep.info/13.shtm

こんなガラガラ物件を利用せず市庁舎に居座り続けるつもりとは、平松市長は一体どういう神経の持ち主なのだろうか?ろくな政策決定ができないのならば、即刻辞任すべきである。

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