■冴えたやり方
急激におでんが食べたくなったのだ、できるだけ安く。
揚げモノ練モノ大根じゃがいもしらたきちくわぶウインナー、早速計1000円分ぐらいを買ってきた。
そして己の過ちに気づく。
「ウチにはそんな大量に入る鍋がない。」
しかし訓練された貧乏人はうろたえない、大家に大きな両手鍋を借りてきた。
小鍋で下茹でした具を嬉々として放り込んだ。
しかし神はとことん俺が嫌いなようだった。
この両手鍋は我が家の唯一の調理用熱源であるIHヒーターで暖めることが出来なかった。
悩んだ、そして見つけた冴えたやり方。
IHヒーターの上にフライパンをおき、その上に鍋を置いた。
大変熱効率が悪いようだが、一応湯が沸いた。
鍋やフライパンが傷むだろうか…
そんなことよりも今重要なのは、おでんだ。
おなかがすいた。
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