http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031600555
民主党の山岡賢次国対委員長は16日午後、共産党の穀田恵二、社民党の日森文尋両国対委員長と国会内で個別に会い、消費税増税方針が明記された税制関連法案など2009年度予算関連法案について「不景気の時に審議を引き延ばしても意味がない」と述べ、年度内の参院での採決を容認する考えを伝えた。
これに対し、穀田、日森両氏は、参院で審議が始まっていない段階での採決日程の議論は時期尚早だと指摘。引き続き野党間で協議することになった。
山岡氏が予算関連法案の年度内成立を容認するのは、景気・雇用情勢が深刻化する中で審議をいたずらに引き延ばせば、世論の批判が民主党に向きかねないとの懸念があるためだ。小沢一郎同党代表の公設秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕されたことで、国会対応で強硬姿勢を取りづらいとの事情もあるとみられる。
山岡氏の方針については、民主党内で「参院で決めることだ。ぎりぎりまで決める必要はない」(参院幹部)と反発する声も出ている。(了)
(2009/03/16-19:49)
そもそも彼ら、何のために審議引き延ばしてたんだろ?