GoogleAdSenseではないですが、つい最近、クリック保証のコンテンツマッチ広告に広告を出稿しました。
理由は1つ。
http://anond.hatelabo.jp/
広告を出稿する側(広告主)は「どんな内容のページに広告を表示したいか」を決めます。例えば釣りについてのページで表示させたければ「釣り」、美容なら「美容」「化粧」「洗顔」など、内容を表す単語(=キーワード)で決定します。「美容 洗顔」のように複合キーワードも可です。
ただし、同じキーワードに決定した広告主がたくさんいると広告主1人あたりの広告の表示回数が少なくなってしまいますので、キーワードは入札形式となっています。人気のあるキーワードほどキーワードの入札金額が高くなります。Googleのコンテンツマッチ広告であるGoogleAdWords(GoogleAdSense)のキーワード入札金額はキーワードツールで確認できます。
例えば「為替」というキーワードの場合は入札金額=1クリックあたりの広告費は376円、「釣り」だと37円、「鹿児島 釣り」だと7円となっています。(ちなみにGoogleAdWordsは7円が最低金額です)
入札したキーワードにマッチした内容のページに広告が表示されるほかに、ページの内容にマッチしたキーワードを入札している広告主がいなかった場合、ランダムに広告が表示されるという仕組み(以降「ランダムの仕組み」)があり、この場合の1クリックあたりの広告費は7円でした。
広告として表示されるテキストリンクのリンク先には、広告の効果のテストのために作ったサイトのトップページを利用しました。釣りについての、40ページほどのサイトです。デザインは上に画像、左にメニュー、右にコンテンツの普通な感じ。検索エンジンから1日50人ほどトップページに来て、平均して1人あたり6ページほど閲覧しているようです(Googleのアクセス解析:GoogleAnalyticsの解析結果を参考にしています)
とりあえず5000円振込、「釣り」というキーワードで1クリックあたり12円、1日の予算500円で広告配信を開始しし、5日後に結果をチェックしました。広告が表示された回数は40万回、そのうちクリック数は280回ほど。驚いたのが、「ランダムの仕組み」で表示された回数が38万回ほどで、クリック数は220回ほどということ。なお、検索エンジンからのアクセスは1人あたり平均6ページビューでしたが、広告からのアクセスは1人あたり平均して2.3ページほどでした。
そこで1日あたりの予算を250円に減らし、10日後にチェックしたところ、広告が表示された回数が30万回ほどで、クリック数は160回、このうち149回が「ランダムの仕組み」で表示された場合で、広告からのアクセスの1人あたりの平均ページビューは1.7。平均滞在時間は0:12。
おそらく、自分のサイトに表示させている広告を自分でクリックしたり、複数人でクリックしあったりして、報酬を荒稼ぎしている人が多いのでしょうね。GoogleAdSenseではそういうのがしっかり監視され、もし見つかったら強制脱会、永久追放などの規約がありますが、小規模なところではそういった厳しいルールはないそうです(問い合わせたらそう言われました。ページビューについても比較的多いほうだと言われました)
そんなわけで、長々と書いてきましたが、GoogleAdSense以外のコンテンツマッチ広告には出稿しないほうがいいです。高い効果は見込めないと思います。(リスティング広告を除く)
なんだこの文章、わかりにくいなぁ